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「共謀罪、必ず廃案を」=東京・銀座でデモ行進

時事通信 5/16(火) 21:41配信

 「共謀罪」の趣旨を盛り込んだ組織犯罪処罰法改正案に反対する市民団体が16日、東京都内で集会を開き、銀座でデモ行進を行った。

 与党は18日にも衆院通過させる構えだが、参加者は「必ず廃案を!」と声を張り上げた。

 日比谷野外音楽堂(東京都千代田区)の集会には4200人(主催者発表)が参加。登壇した団体代表や野党議員らが「法案は憲法違反で、成立すれば監視社会になる。強行採決させてはいけない」と訴えると、会場から大きな拍手が起きた。

 集会後、参加者は「共謀罪NO」などと書かれたプラカードを手に行進。埼玉県鶴ケ島市の主婦小田美智子さん(78)は「市民運動のチラシ配りも監視の対象になるのではないか」と危惧し、「政治に意見できなくさせてはいけない」と強調した。

 北海道から来た40代の女性教員は、国会で法務大臣が十分な答弁をしていないと指摘し、「説明が足りず、ほとんどの国民が共謀罪について分かっていない。廃案にすべきだ」と訴えた。

 国会前でも座り込みのデモが行われた。東京都大田区のアルバイト渡辺高志さん(65)は「かつての治安維持法のように市民が弾圧されてはならない」と述べた。同町田市の主婦佐藤美登里さん(68)は「教育問題など他に優先して考えるべきことがあるはず」と憤った。 

最終更新:5/16(火) 22:21

時事通信