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札幌南、6年ぶり全道大会出場!エース井沢が4安打完封&4安打4打点

スポーツ報知 5/17(水) 7:33配信

◆春季全道高校野球地区予選 ▽札幌地区Cブロック代表決定戦 札幌南7―0札幌創成(16日・札幌麻生)

 札幌地区では代表決定戦が行われ、札幌南が7―0で札幌創成を下し、6年ぶり9度目の全道大会出場を決めた。エース右腕・井沢駿介(3年)が散発4安打零封すれば、打っては先制打を含む4安打4打点と大爆発。投打の柱の独り舞台で、全道切符をたぐり寄せた。東海大札幌は北海学園札幌を1―0で振り切り、4年連続29回目出場を果たした。札幌第一は2―5で札幌日大に敗れたが、「センバツ枠」で全道大会に出場する。

 雨中の決戦は、「背番号1」のワンマンショーと化した。先発の札幌南・井沢が投げては4安打零封と力投。打席に入っては4安打4打点の大暴れ。「自分で打って自分で守る。気持ちよかった」。ポーカーフェイスの右腕が頬を緩めた。

 ショーの“開演”はバットが知らせた。0―0の2回2死満塁。9番に入ったエースは「若いカウントから積極的に行こうと思った」と直球を強振。左前適時打で待望の先制点を挙げた。4、6回にも右前適時打で加点、と当たりに当たった。

 マウンドでも魅せた。圧巻は4回だ。先頭打者に二塁打を許し、無死二塁のピンチも、続く3、4、5番を冷静に三者凡退に切った。その後も三塁を踏ませなかった。池田賢監督(48)も「きょうは井沢デー」と褒めちぎった。

 昨秋の地区予選では3試合連続完封したが、全道大会初戦で札幌第一に3―7と打ち崩された。進化を求め、昨秋から「食トレ」を取り入れた。浦和学院(埼玉)など全国の強豪校に食事の指導を行う民間企業と学校が契約。栄養管理士の月1回の指導の下で、体づくりを行ってきた。井沢も一冬で5キロ増の80キロになり、「軽く投げても強い球がいくようになった」と、手応えを口にした。

 投球術も工夫した。最速は135キロも、今冬は80キロにも満たないスローカーブを習得。球速差55キロの魔球で、この日も15個のゴロアウトを奪った。緩急で勝負した井沢は「あれが僕の持ち味」と不敵に笑った。

 春の全道大会は6年ぶりだ。「全道も最少失点で抑える。接戦を勝ちきりたい」。井沢の心は早くも昨秋の雪辱に燃えている。進撃の号砲は間近だ。(清藤 駿太)

最終更新:5/17(水) 7:33

スポーツ報知

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