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日本製紙石巻“3度目の正直”でJABA大会初優勝!

スポーツ報知 5/17(水) 7:33配信

◆社会人野球 JABA東北・北海道大会最終日 ▽決勝 日本製紙石巻1―0JR東日本東北(16日・仙台市民)

 準決勝2試合と決勝が行われ、決勝で日本製紙石巻(予選リーグ1位、宮城)がJR東日本東北(予選リーグ2位、宮城)に1―0で競り勝ち、JABA大会初優勝を飾った。先発した3年目のプロ注目右腕、宝利亮投手(24)が5安打完封。今大会は2年連続で準優勝だったが、“3度目の正直”で頂点に立った。3年ぶり2度目となる社会人野球日本選手権(10月下旬、京セラドーム大阪)に駒を進めた。

 両手を突き上げて喜ぶ日本製紙石巻・宝利の元へ、選手たちが笑顔で駆け寄った。2008年大会以来となる東北勢決勝対決を制し、JABA大会初制覇。大一番で好投したエースは「まさか完封できるとは思っていなかった」と振り返った。

 3年越しの“雪辱”だ。2015年は日本生命、昨年はJX―ENEOSに敗れて2年連続準優勝。宝利は15年決勝で先発も、4回途中2失点でKOされた。リベンジできたのは、石巻で積み上げてきた実力の成果だった。

 冬場のウエートトレでは「1年目は(ノルマの)重さが上がらなかった」。それでも鍛錬の結果、現在体重は1年目より5キロ増の86キロ。球速も最速150キロまで伸びると、今年から就任した捕手出身の樋口光輝コーチ(31)から打者目線での考え方を聞き、投球の幅を広げた。決勝では1回1死満塁のピンチを投ゴロ併殺で切り抜けると、2回以降は三塁を踏ませぬ力投だ。

 昨年のドラフト会議では、調査書が届いた球団もあったが、指名漏れ。宝利は「このチームでエースになっていないのに、プロで通用するのかと思った」と振り返る。本領を発揮した右腕に、前田直樹監督(38)も「宝利と心中だと思っていた」とたたえた。

 次なる目標は都市対抗出場だ。20日から宮城1次予選、6月3日から東北2次予選(秋田)と戦いは続く。指揮官は「この目標は外せない。切り替えてやりたい」。初優勝の勢いで、都市対抗切符もつかんでみせる。(有吉 広紀)

最終更新:5/17(水) 7:33

スポーツ報知

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