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好評『CRISIS』小栗&西島のアクション支える“規格外”専属チーム

5/16(火) 17:00配信

オリコン

 俳優・小栗旬が主演するカンテレ・フジテレビ系ドラマ『CRISIS 公安機動捜査隊特捜班』(毎週火曜 後9:00)が、4月期のドラマ満足度で1位を獲得(オリコン調べ、5月2日時点)するなど高評価を得ている。ドラマでは小栗演じる稲見、西島秀俊演じる田丸が見せる本格的な格闘シーンが大きな見どころとして話題を呼んでいるが、バトルシーンの裏では専属の「アクションチーム」スタッフとキャストが“二人三脚”で撮影を進めるという、日本のドラマとしては規格外のサポート体制が敷かれている。

【写真】プロのスタントマンも大絶賛!小栗&西島がみせるアクションシーン

 ドラマのアクションを担うのは、『精霊の守り人』(NHK)、映画『忍びの国』などでスタントマンとして活躍するアクション監督の田中信彦氏、『ウルトラマンメビウス』や『牙狼』のスーツアクターとして活躍するアクションコーディネーター・和田三四郎氏ら6人。彼らがチームとなってアクションの監修・指導を行っている。

 流れとしては、金城一紀氏が描いた脚本から和田氏が場面設定を整理。そこからチームで殺陣の流れや技のアイデアを出し合い、“手本”となる映像を制作、その後キャストがアクションチームの指導のもと練習を重ねる。本番ではチーム全員がキャストのフォローにあたりながら田中氏が映像の最終チェックを行う、という緻密なフローで撮影が進められた。

 専属のアクションチームがつくこと自体、日本のドラマとしては異例の体制だが、全ての撮影日数75日に対して、アクション練習は50日以上とキャストの練習量も相当なもの。ハリウッド映画でも用いられている世界最先端の技術を採用した『CRISIS』のアクションシーンは、この規格外のサポートと練習量によって出来上がった。

 そんなチームで中心的な役割を果たす田中氏と和田氏にアクションシーンでの工夫を聞いてみると「稲見(小栗)は舞のように見えるアクションなのに対して、田丸(西島)は達人という設定。小栗さんと西島さんのキャラクターが元々対極なので、役としても良い感じでした」(田中)、「稲見と田丸のキャラクターの色分けを何回も観なくても理解できるくらいキャッチーなものにしたいと思ったので、ファイトの考え方や使う技の違いを出すようにしています」(和田)と演出の意図を明かしてくれた。

 2人が口をそろえたのは小栗の体幹(軸)のブレなさ具合。その“巧さ”ゆえ、やられるシーンに課題があったようだが「あえて崩れたように見せるのも技術っていうことを小栗さん自身も自覚していて、それを追求しようとしていました。もはや、怖いです(笑)」(田中)と振り返った。西島のアクションについても「西島さんは馬力があるので映像に迫力があります。また、田丸は達人という設定で、きれいに完璧に見せないといけないので大変だったと思います」(和田)と太鼓判を押している。

 最後に見どころを語ってもらうと、田中氏は「こういうアクションを考える人がいても、普通は実現できないし、これを日本で、特にドラマで実現したってことは本当にすごいことなんです」と熱弁。和田氏も「金城さんのこだわりでもあるんですが、『カリ・シラット』や、そこから軍隊格闘技に発展した『クロス・クォーター・コンバット』といった海外作品で使われる世界最先端の技術を日本でこんなに取り入れた作品は珍しいです。ぜひアクションシーンを通して、この特捜班5人をもっと好きになってくれたらと思います」と視聴者に呼びかけていた。

 今週16日放送の第6話では、11年前に起きた地下鉄無差別爆破テロの容疑者・里見(山口馬木也)が、偶然都内の防犯カメラに映り込む。11年間、里見が完璧に姿を隠していたことについて不審に思った稲見に、事件当時、公安部に所属していた田丸が「ある噂」を明かす。はたして、里見の過去に秘められた衝撃の事実とは。11年前のテロ決行日が近づく中、特捜班は里見の真の狙いを突き止めてテロを未然に防ぐことができるのか。

最終更新:5/18(木) 13:17
オリコン

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