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FA大和を絶対残せ!阪神総帥が厳命、将来の指導者としても高く評価

サンケイスポーツ 5/16(火) 5:00配信

 阪神・坂井信也オーナー(69)=電鉄本社相談役=が、今季国内フリーエージェント(FA)権を取得した大和内野手(29)に関して「絶対に残せ」と球団に厳命していることが15日、球団関係者の証言で明らかになった。内外野を守れる貴重な戦力であると同時に、将来の指導者としても高く評価してのトップ指令と見られる。

 きらびやかなスターだけが評価されるわけではない。いぶし銀・大和の戦う姿を、坂井オーナーはしっかりと見守っていた。球団関係者によると、総帥は「大和はタイガースにいてこそ輝ける。ぜひとも残してほしい」と話し、流出阻止を厳命したという。

 大和は開幕まもない4月9日、出場選手登録が8年に達し、国内FA権の資格取得条件を満たした。権利行使については「ゆっくり考えます」と話し、明確な去就には言及していない。

 歩んできた道のりは実績抜群のスーパースターとは違うが、球団トップが評価するのは、大和の歩んできた年月があるからだろう。守備は超一級品。二塁でも、外野でも、もし大和がフルシーズン出場すれば、間違いなくゴールデングラブの候補になる。だが、レギュラーを奪えないまま、日が流れてきた。

 今季は出場機会を求めてスイッチヒッターに挑戦。30歳を前にしての挑戦については遅すぎるのでは…と見る向きもあったが、生まれ持ったセンスで、急ピッチの習得に成功しつつある。

 その証拠が14日のDeNA戦(横浜)。今季初めて「2番・二塁」でスタメン出場すると、三回には右打席、九回には左打席で…と2安打の大活躍だった。

 どんな環境でもマジメにコツコツ取り組む姿は球団内では誰もが知るところで、将来の指導者に、と考える球団関係者は多い。オーナーも、現在の大和、将来の大和の両面を見極めて、球団に残留を厳命したと思われる。大和の今季年俸は5000万円で、人的補償も金銭補償も不要なCランクに該当するとみられる。他球団としてはオファーしやすいだけに、球団は必要戦力として全力を挙げて交渉に臨む。

最終更新:5/16(火) 5:00

サンケイスポーツ

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