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北朝鮮情勢 国連安保理がミサイル発射を非難 追加制裁警告

産経新聞 5/16(火) 10:00配信

 【ニューヨーク=上塚真由】国連安全保障理事会は15日、北朝鮮による4月29日と5月14日の弾道ミサイル発射について、安保理決議の重大な違反として「強く非難する」との報道声明を発表した。核実験やミサイル発射を自制するよう要求し、状況を注視しつつ「制裁を含めたさらなる重大な措置を取る」と警告した。

 これに関連し、安保理は16日午後(日本時間17日午前)、日米韓の要請で緊急会合を開催する。14日に発射された新型中長距離弾道ミサイル「火星12」は高度2千キロ超に到達したとみられ、日米韓は、北朝鮮によるミサイルの技術開発の進歩に警戒感を強める。会合では、追加制裁に議論が及ぶ可能性がある。

 報道声明の発表には安保理の全15カ国の賛同が必要。法的拘束力はないが、安保理の一致した意思を示すために発表される。

 今回の報道声明では、北朝鮮によるミサイル発射は、地域を不安定化させるとして「最大限の懸念」を表明。また、北朝鮮に影響力を持つ中国やロシアを含む安保理の理事国が、「北朝鮮に対する制裁の履行徹底を誓った」と明記した。その上で、国連加盟国についても「迅速かつ真剣な態度」で取り組むよう求め、これまでよりも強い表現で制裁の履行を促した。

最終更新:5/16(火) 10:00

産経新聞