ここから本文です

京急架線切れ、原因は清掃機の接触 詰まり除去作業で排水管破損

産経新聞 5/16(火) 16:13配信

 京急電鉄は16日、横浜市鶴見区の京急線生麦駅構内で12日に発生した架線切断の原因について、架線上部にあった駅舎床下の排水管が清掃作業中に破損し、隙間から垂れ下がった清掃機の先端が架線とはりに接触したため、ショートして切れたと発表した。

 同社によると、断線は12日午後6時35分ごろ、同駅上り線で発生。電車のパンタグラフに接するトロリ線をつり下げていた吊架(ちょうか)線が切れた。約3時間20分にわたって運転を見合わせ、約8万5000人に影響が出た。

 同駅は橋上駅舎で、グループ会社の清掃業者が同日午後6時25分ごろから、駅舎床下の排水管の詰まりを取るため、先端が棒状の清掃機を使って作業。その際、排水管を破損させ、清掃機の一部が銅製の吊架線と鉄製のはりに接触し、ショートして断線したという。

 吊架線は垂れ下がり、線路と接触したため停電した。上り線の特急列車が駅の約300メートル手前で停止し、乗客約400人が線路上を歩いて避難した。

 京急線では橋上駅24駅中11駅が同様の構造になっており、緊急対策として吊架線に防護管を設置し、排水設備の移設などを進める。

最終更新:5/16(火) 16:48

産経新聞