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三菱ふそうの大型トラック「スーパーグレート」が大幅進化!全車オートマでダウンサイジングエンジンを採用

オートックワン 5/16(火) 12:17配信

スーパーグレート、21年目のフルモデルチェンジで2代目に進化!

三菱ふそうトラック・バス株式会社(神奈川県川崎市)は2017年5月15日、大型トラック「スーパーグレート」の新型を発表した。

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スーパーグレートはトラック・バスを手がける三菱ふそうのラインナップの基幹車種となる大型トラックで、1983年発売の「ザ・グレート」の後継として1996年に初代が登場した。

21年間にも及ぶ長い生産期間に幾度かの変更を行って来たが、この間にドライバー不足や高齢化による人材確保の問題、労働環境の改善などトラックを取り巻く環境も大きく変わり、燃費や安全、通信に関する技術はその頃よりも大幅に進化した。

そのため2代目となる新型ではこれらの諸問題・新技術に対応すべく「経済性」「安全性」「快適性」「コネクティビティ」に開発の大きな力が注がれていることが特徴となっている。

千葉県浦安市で開催された発表会では、まず三菱ふそうトラック・バス株式会社(MFTBC)代表取締役社長・CEOのマーク・リストセーヤ氏が登壇し、三菱ふそうのフラッグシップとなる新型スーパーグレートは「URBANIZATION(都市集中)」「DIGITALIZATION(デジタル化)」「CONNECTIVITY(接続性)」「SUSTAINABILITY(持続性)」などの課題に対応した商品であるとアピールした。

また、新型スーパーグレートがクラス最高の燃費性能・安全性能、快適性を実現するために三菱ふそうが大きな投資を行ったこと、同時にディーラーのリニューアルなど販売拠点、ふそうアカデミーの設立や営業スタッフ、サービススタッフなど人材の教育を実施などにも大きな投資を行い、同社が再び日本市場においてトラックのマーケットにおいてリーダーシップを目指すことを明らかにした。

さらに同氏は、三菱ふそうがダイムラーグループであることの利点として、ダイムラーの技術を投入出来ることのメリットも強調したのだが、中でも印象的だったのは「遮音性に優れるメルセデス・ベンツSクラスの技術をもフィードバックが可能」という話だった。

その成果もあって、新型スーパーグレードでは車内騒音をメルセデス・ベンツ Cクラスのレベルまで低減しているとのことだ。

シグネチャーライトを採用したヘッドライトや力強いフロントグリルによって精悍なスタイルを誇る新型スーパーグレートは、前述の開発コンセプト「経済性」「安全性」「快適性」「コネクティビティ」自体が特徴そのものになっており、三菱ふそうはこの4つの柱に関するベンチマークを目指すとしている。

まず経済性では、エンジンのダウンサイジングとトランスミッションを全車12速AMT「ShiftPilot(シフトパイロット)」とすることや、リアタイヤを従来のダブルタイヤから極太のシングルタイヤにすることで車両重量を最大で213kg削減する「スーパーシングルタイヤ」(前1軸・後2軸【6×2】の「FU」にオプションで用意)の採用、メンテナンスインターバルの延長など、車両の維持費を抑えることでコストパーフォーマンスを高めている。

安全性に関してはより進化した衝突被害軽減ブレーキ「AMB Plus」/「ABA4」やドライバーの顔や視線の動きからドライバーの状態を察知して注意を促す運転支援技術「アクティブ・アテンション・アシスト」、死角に入った歩行者や自転車の存在を、車内助手席側前方ミラー部に設置したランプが黄色に点灯して知らせることで左折時の巻き込み事故を抑制する「アクティブ・サイドガード・アシスト」などにより高い安全性を実現。

ドライバーの環境改善にもつながる快適性においては視認性の高いメーターパネルや座り心地を改善したシート、ステアリングスイッチなどを採用している。

また、新しい時代のトラックを感じさせるコネクティビティでは、運行管理者がPC端末でトラックの状態をチェック出来る運行管理システム「Truckconnect(トラックコネクト)」によって稼働中のトラックの位置情報、燃費、ドライバーの運転状況などの把握が可能となっており、ドライバーへの省燃費運転・安全運転の啓蒙につなげることも出来る。

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最終更新:5/16(火) 16:33

オートックワン