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トランプ大統領が機密をロシア外相に漏らす。それでも違法ではない理由

5/16(火) 14:31配信

BuzzFeed Japan

トランプ大統領が5月10日にホワイトハウスでロシア外相らと会談した際、過激派組織「イスラム国」に関する機密情報を漏らしていたことがわかった。ワシントンポスト紙が伝え、BuzzFeed Newsの取材に政府関係者2人が事実だと認めた。【BuzzFeed Japan】

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ワシントンポスト紙によると、トランプ大統領は、同盟国から提供された機密情報をその国の同意を得ないまま漏らした。国名は明らかになっていない。対イスラム国作戦を巡って、この同盟国との連携に支障を来す可能性がある。

情報を漏らした相手は、ロシアのラブロフ外相とキスリャク駐米大使。会談にはその側近らも同席していた。

大統領は「同盟国とも共有していない情報をロシア大使に明らかにした」といい、米情報機関の分類で最高レベルの機密も含まれる。

会談で、大統領は予定されていた内容から離れ、機内持ち込みのノートパソコンによるイスラム国の攻撃の危険性について詳細を説明したという。

機密情報の取り扱いやその漏洩が重大な結果を及ぼす可能性について大統領は考えが至らないのではないかとする当局者の懸念も伝える。

その内容は衝撃的だ。

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会話を知る当局者によると、トランプ大統領は、迫り来る脅威について内部情報を持っていることを自慢しているようであり「私には素晴らしい情報機関がある。毎日、私に機密情報を説明してくれる人たちがいる」と話したという。
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ボサート大統領補佐官(国土安全保障・テロ対策担当)は、ことの重大性を理解したとみられ、中央情報局(CIA)長官らに連絡をとったという。

政府当局者はBuzzFeed Newsの取材にこう答えた。「すでに報じられている内容よりも、はるかに状況は悪い」

怒号が

報道を受けて、政権幹部らはホワイトハウスに集まった。バノン首席戦略官、スパイサー報道官、サンダース副報道官らがいる部屋からは、記者に聞こえるほどの怒号が流れた。ホワイトハウスのスタッフはテレビ音量をあげ、怒号が聞こえないようにした。

BuzzFeed Newsの取材に対して、CIAはコメントせず、国家安全保障会議(NSC)からは返答がなかった。

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最終更新:5/16(火) 14:31
BuzzFeed Japan