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【MLB】“特別な日”に2度炎上の田中を女房役が援護「どの試合も同じように重要」

5/16(火) 7:40配信

Full-Count

試合前は通常と変わらず「ブルペンではすごく好調に見えた…」

 ヤンキースの田中将大投手は14日(日本時間15日)、本拠地でのアストロズ戦に先発し、1回2/3で4被弾を含む8失点(自責8)と打ち込まれ、今季2敗目(5勝)を喫した。デレク・ジーター元内野手の背番号「2」を永久欠番とするセレモニー開催直後のマウンドでよもやの乱調となった右腕に、ファンからは「ジーターの日を台無しにした」と辛辣なコメントが寄せられたが、女房役のゲイリー・サンチェス捕手は「どの試合も同じように重要」と特別視しなかった。ヤンキースのテレビ中継局「イエスネットワーク」電子版が伝えている。

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 ダブルヘッダーの合間に行われた感動の永久欠番セレモニーの余韻の残るマウンド。今季ヤンキースのエースとして、元主将に勝利をプレゼントしたかった田中だが、初回からアストロズ打線に捕まった。

 1回をスプリンガーへの先頭打者弾で幕開けすると、続くレディックには2者連続ソロを献上。さらに、2死満塁からブレグマンに満塁弾を浴びると、2回には再びスプリンガーへのソロ弾とベルトランのタイムリー二塁打を許した。61球で降板するまでに、自己最短タイ1回2/3を投げて自己ワースト8失点を喫した。

 まったく制球が冴えなかった田中だが、この日女房役を務めたサンチェスは「ブルペンではすごく好調に見えた」と話したそうだ。だが、試合に入ると状態は一変。「変化球にいつもほどのキレがなかった。他の球種も織り込んだけど、どんなボールを投げても効果がなかった」と振り返ったという。

「結局は1ゲーム差でプレーオフを逃すこともある」

 ジラルディ監督も「ノースプリット、ノースライダー」と、配球のカギを握る2球種が効力を発揮しなかったと証言。田中を苦しめる要因となっていたようだ。

 田中は今季開幕戦のレイズ戦では2回2/3を7失点と炎上し、この日も“ジーターの日”と呼ばれる特別な夜に大炎上してしまった。降板時には本拠地ファンから大ブーイングが浴びせられ、ツイッターでも「ジーターにリスペクトがない」「これが田中からジーターへのプレゼントか」など、手厳しいファンの声が上がっていた。だが、サンチェスは“特別な日”だったからこそ炎上がより大きな意味を持つか問われると「そんなことはない。どの試合も同じように重要。結局は1ゲーム差でプレーオフを逃すこともあるんだから」と、どの試合も同じ気持ちで臨んでいることを明かし、エース右腕の炎上についても特別視はしなかったそうだ。

 エースとしての真価が問われるのは、不本意な登板を続けないこと。次回登板ではチームを勝利に導く快投を見せてほしい。

フルカウント編集部●文 text by Full-Count

最終更新:5/16(火) 7:40
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