ここから本文です

芸能レポーター井上公造が昨今の「不倫狩り」に苦言

ニッポン放送「しゃベル」 5/16(火) 0:00配信

世の中に溢れる本質の見えにくいニュースや納得のいかない様々なニュースを取り上げ、当事者をスタジオに招いてとことん議論や解説をするラジオ番組、ニッポン放送「須田慎一郎のニュースアウトサイダー」。5月14日(日)18時50分~の放送では、芸能レポーターの井上公造氏をゲストに迎えた。

嘘や誤魔化しアリの難しい世界

東島衣里アナウンサー)今日のゲストは、今一番芸能界の裏側を知る男、
芸能レポーターの井上公造さんです。

井上公造)よろしくお願いします。そんなに裏は知っていないと思いますが。

須田慎一郎)僕はかつて、芸能記事というのを1度だけやったことがあるのですよ。あるプロ野球選手が引退したあと、投資をしていました。投資に失敗しちゃって、お金を預けているヤツに「金返せ」と暴力団組員を同行して、脅かした。こういうスキャンダルがあって。それをあるところで聞き込んで、書いたのです。そしたら、最終的には、脅かされた被害者と、脅かした側が手打ちしてしまって。私は梯子を外された格好になり、「あいつは嘘つきだ!」みたいな話になって、この業界はみんなウソは付くわ誤魔化すわ、本当のこと言わないわ、難しい業界だなぁ、と。思いました。

東島)誰のことですか?

須田)えー……

井上)いやいや、それは言えないでしょう。それを言ったら「ふしぎ発見」になってしまう。

須田)アハハハハ……言ってるじゃないですか!(笑)

井上)いやいや。でもたしかに……

須田)難しい分野ですよね。

癒着と密着は背中合わせ 芸能界のネタ集めの難しいところ

井上)僕も新聞記者をやっていたので、いわゆる事件記者とかもやったことがあるのですが、事件記者というのはその事件の取材が終わったら、事件の関係者とあまり顔を合わせることがない。ただ、芸能界は1つの村なので、その人のスキャンダルを書いて、当人や事務所の人とまた会うじゃないですか。その会うことの難しさ。いわゆる「記者クラブ」と一緒ですね、「記者クラブ」の難しさ。癒着と密着が背中合わせにあるのです。それが癒着になるとアウトだけど、でも密着しておかないとネタが入ってこないのが、なかなかやりづらいところではありますね。特にテレビは。

須田)そういう意味で言うと、最近「一強」というのがすごく流行っているじゃないですか。総理で言うと、いまの安倍さんも一強。いろいろな新聞やメディアで書かれている通り。さっき週刊誌業界で言うと、先週出てもらった、新谷さんの週刊文春、一強ですよね。
そういう点で言うと、どうなのですか? 芸能ジャーナリズム業界で一強だと思わないですか?

井上)いや、一強では……ウチは初めて芸能レポーターだけの事務所を作ったんですね。それで、芸能レポーターだけの事務所を作ったから、ウチの事務所のレポーターがいっぱい出ているから、そう言う人はいますけど、ただ、テレビというのは、昔みたいに、僕らはホントに、週刊文春さんみたいにネタ仕込んで、張り込んで、それで……大竹しのぶさんの家に13日間張り込んだことがありますよ。そういったことを普通にやっていたんです。ところが、それがやれなくなったいくつかの理由があって。1つは、テレビ局にお金がなくなった。何日も張り込むということは、空振りもあるわけですから。だから、無駄なお金を使ってしまう。それと、もう1つは、やはり制作とか編成という部門がどこのテレビ局にもあって。そこではドラマ作ったり歌番組を作ったり。いろいろ作っているわけですよ。そっちにタレントさんが出て貰って、プロダクションにお世話になっているということになると、ワイドショーとか情報番組というのは、どうでもいい存在なのです。要するにメインではないから。ゴールデンで放送しているようなドラマであったりバラエティであったりの事務所とかタレントさんのほうが当然大事ですし。

1/2ページ

最終更新:5/16(火) 11:15

ニッポン放送「しゃベル」