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《ブラジル》憩の園=古本や衣類、絵画を販売=聖市事務所に文化スペース

ニッケイ新聞 5/16(火) 7:01配信

 【既報関連】救済会「憩の園」(佐藤直会長)は、新古品や中古品を販売する「エスパッソ・クルツラル(文化スペース)」を11日に、聖市文協4階の同園事務所内にオープンした。営業時間は平日の午前10時から午後4時まで。
 寄付等により集められた物品の中から、施設の高齢者向けに利用できないものや、日系画家の絵画や日本語書籍、女性子供向けの衣類、日用品などが販売される。特に新古品が多数で良質なものが多く、通常価格の3~4割引き。
 なかでも、日系画家が描いた絵画は40点以上もあり、日本画から風景画まで多岐に及び、著名な間部学氏の複製画もあるとか。販売による資金は、経営難にある同園の運営費用に充てられる。
 家電や書籍、衣類、家具などの日用品の回収も行っており、大きいものであれば専用トラックで自宅まで引き取りに行くことも可能。問合せは、同園(11・2480・1122)まで。

□大耳小耳□関連コラム
      ◎
 憩の園の文協内事務所にオープンした文化スペース。もともとあった会議室を整理して開かれたが、その背景には経営難がある。関係者の話によれば、デカセギ現象と共に90年代に急激に会員数が落ち込み、収支が悪化。重度の介護を要する入園者の増加に対応する形で、職員数も増加して負担が増えているとか。在園者家族支援金と協賛会員会費からなる総収入は経費のうちの48%弱に過ぎず、残りの52%は手巻き祭りなどのイベント収益等で繋いでいる状況だ。同園の意義深い活動を支えるには多くの人の協力が必要。まずは不用品の寄付などから始めてみては?!
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 憩の園への寄付は、ノッタ・フィスカル・パウリスタ(CPFなしのNFP)でも可能。店やレストランでもらったNFPを、同事務所(文協4階)に持っていけば寄付になる。憩の園サイトの寄付ページ(http://ikoinosono.org.br/wordpress/nf-paulista/)からそのNFP番号を登録すれば寄付になる。

最終更新:5/16(火) 7:03

ニッケイ新聞