ここから本文です

T-SQUARE安藤「セナではなく、プロストが好きでした」

TOKYO FM+ 5/16(火) 12:30配信

モーターライフスタイリストで雑誌「NAVI CARS」編集長の河西啓介がパーソナリティを務め、これからの時代の新しい車とのつきあい方を伝えるTOKYO FMの番組「Life on the Wheels」。
4月27日(木)の放送では、デビューから39年、43枚目のオリジナルアルバム「REBIRTH」をリリースしたT-SQUAREのギタリストの安藤正容さんをゲストにお招きし、たっぷりと話を伺いました。

河西「T-SQUAREは1978年にレコードデビューして今年で39年と」

安藤「インストゥルメンタルのバンドがメジャーで聴いていただけることが、デビュー当時はあまりなかったと思うので、珍しい存在ではありましたね」

河西「学生時代からずっとバンドをされていてデビューに至ったのでしょうか?」

安藤「元々ビートルズがすごく好きで、音楽家になりたいと漠然と思っていたんですけど、歌が上手じゃないのでギターをやろうと。高校のときにバンドを組んで、当時はディープ・パープルとかハードロックをやっていました」

河西「バンドはメンバーチェンジを重ねながらも39年、すごい年月を経ているんだなと改めて思いました」

安藤「もう僕だけなんですよ、最初からいるのは。(T-SQUAREの)全てを見ているのは僕だけ(笑)」

河西「続けていくというのが何より難しいと思いますが、安藤さんがT-SQUAREをここまで続けてこられたのはどうしてでしょう?」

安藤「僕は不器用なので、こういう形でしか自分の音楽を世に出すことが出来なかった。あとはスタッフがものすごく守ってくれたことが大きかった」

河西「いいスタッフに恵まれたんですね。その歴史の積み重ねが今に至ると。T-SQUARE と言えば1987年の『TRUTH』(フジテレビ系によるF1中継番組「F1グランプリ」のテーマ曲)の大ヒット。この曲はバンドにとってどんな曲ですか?」

安藤「すごくヒットしたので、次のアルバムも“『TRUTH』のような曲を書け”とよく言われましたね。同じタイプの曲を作り続けるのは辛いものがあって……そういう意味では、もっと好きにやらせてもらいたいという気持ちもありましたけど、いろんなミュージシャンにそういうヒット曲があるのが羨ましいと言われることも多くて」

河西「代名詞ですもんね」

安藤「特にインストの曲で有名な曲を持っていることは素晴らしいとよく言われるようになって、自分にとって宝物と言える曲だなと思います」

河西「F1をイメージした別の曲があったと聞いたことがあるのですが」

安藤「そうですね。『GRAND PRIX』という曲があっていいなと思っていたんだけど、そちらは目もくれられず(笑)。『TRUTH』がテーマ曲に起用されることになって」

河西「もちろん『GRAND PRIX』も名曲ですけど、もしこの曲がF1のテーマ曲に使われていたら、その後のF1の歴史も変わっていたかもしれませんね」

安藤「いろんな偶然がありますよね」

河西「安藤さんはF1はお好きなんですか?」

安藤「ものすごく好きになりました。特に中嶋悟さんが大好きで、チケットを買ってトークショーに行ったりしました(笑)」

河西「当時はホンダが強かったですし、日本人のドライバーも中嶋さんのあと、鈴木亜久里さん、片山右京さんが出て日本全体にF1ブームが来ていましたよね?」

安藤「ヨーロッパの貴族の文化というか、ちょっと日本にはないものに対するみんなの憧れがちょうどうまく重なったんでしょうね」

河西「確かにF1のパドックってヨーロッパの階級社会の縮図のようですよね。ちなみに当時のF1ドライバーは誰が好きでしたか?」

安藤「アラン・プロストですね。バンドのメンバーはみんなアイルトン・セナで、『安藤さん変わってるね』ってよく言われてました。プロストのような冷静沈着でクールな感じがいいなと思って。あとナイジェル・マンセルのような男っぽい人も好きでした」

河西「安藤さんはバンド内ではプロストタイプなんですか?」

安藤「いや~全然違うと思いますよ。パドックでタイヤ交換を失敗して『お前、何やってんだ~っ!』って言われてるほう(笑)」

河西「レコーディングとかリハーサルのスタジオで安藤さんはドーンと構えて指示出しをしている感じじゃないんですか?」

安藤「全然……、『あ、ごめん。間違えた!』って感じで(笑)」

1/2ページ

最終更新:5/16(火) 12:30

TOKYO FM+