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名物駅弁「かなやのかにめし」、旅行気分で味わって 北海道長万部 列車再現した休憩所オープン

北海道新聞 5/16(火) 11:00配信

座席は本物 開発の歴史も紹介

 北海道長万部町のかにめし本舗かなや(金谷玲子社長)はJR長万部駅前の本店に、かつて列車で使用された座席を配した無料休憩所「自由席」を開設した。列車の内装を再現した休憩所内では、町名物駅弁のかにめし開発の歴史を物語る画像やJR室蘭線を走る特急列車の車窓から撮影した景色の動画が放映され、ちょっとした旅気分を味わうことができる。

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 同店にはこれまで飲食スペースがなく、直売所でかにめしを購入した客が自家用車内で食べる姿が多く見られた。昨年の北海道新幹線開業で今後も長万部を訪れる客の増加が見込まれることから、同店事務所としていた1階直売所横のスペースを改装し、大型連休前の4月27日にオープンした。

 かつて函館―青森間を運行していた快速列車「海峡」で使用されたリクライニングシート16席を、JR北海道から譲り受けて設置。座席正面の大画面では、戦後食糧難の時代、前浜で大量に水揚げされた毛ガニをゆでて販売した様子や、1950年に試作を重ねて「かにめし弁当」として販売した歴史などをモノクロ写真で紹介。金谷圭一郎専務がJR室蘭線の海岸線を走る列車内から撮影した風景を見ながら弁当を楽しめる。

北海道新聞社

最終更新:5/16(火) 11:00

北海道新聞