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高度2000キロ超は迎撃困難? 北朝鮮の新型ミサイル「火星12」型は新たな脅威に

ホウドウキョク 5/16(火) 12:52配信

北朝鮮のミサイル発射の映像が15日、公開された。ミサイルは、新型とみられていて、北朝鮮による脅威がさらに高まったという声が上がっている。

新型ミサイルの画像を見る

「火星12」型

朝鮮中央テレビは、「金正恩委員長は、アメリカが、われわれに対し、あえて軍事的挑発を選択するならば、喜んで相手をする準備ができていると言った」と報じた。

15日午後、挑発的な内容とともに、朝鮮中央テレビが放送したミサイル発射の映像。
14日の発射後、新型の可能性が指摘されていたミサイルについて、北朝鮮は「火星12」型だと発表した。

この「火星12」型は、4月の軍事パレードに登場したものと同型とみられている。この新型ミサイル、これまでと何が違うのか。

フジテレビ・能勢伸之解説委員は、「基本的には、噴射だけで安定させる」、「飛行中の姿勢も、これはかなり、うまくいったんじゃないか」などと話した。
注目したのは、この部分。 【画像参照】
メインエンジン以外に、少なくとも2つ、補助エンジンからの噴射炎があることがわかる。

能勢解説委員は「(同系エンジンの)『ムスダン』の場合、わざわざ安定させるための小さな翼を、後づけのようにしてつけて、それで上昇させていた。垂直に上がるように安定させていたようなんですね。今回のミサイルを見ると、噴射だけで安定させることができるということは、それだけ進歩があったと。技術的には発達したということかもしれないですね」と話した。

さらに、発射前のミサイルの画像では、補助エンジンには秘密があるのか、メインエンジンの噴射口以外はぼかされるなど、画像処理が加えられていた。

そして、このミサイルの最も注目すべき点は、その到達高度。
発射実験に立ち会い、側近らと喜び合う金正恩委員長の手元には、赤く示されたミサイルの軌道らしきものが見える。横にあるのは、日本列島のようだ。
そのミサイルの軌道は、かなり急激な放物線であることがわかる。

「ロフテッド軌道」と呼ばれる高高度の軌道で、北朝鮮は2,111kmまで上昇したと発表した。これは、国際宇宙ステーションがある、高度400kmの5倍もの高さ。

フジテレビ・能勢伸之解説委員は「日本にとっては、これは大変やっかいなことになるかもしれないです」と話す。そのわけは。

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最終更新:5/16(火) 18:48

ホウドウキョク