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広島県でメキシコ選手団が東京五輪事前合宿 知事発表、25日に協定締結

山陽新聞デジタル 5/16(火) 22:38配信

 広島県の湯崎英彦知事は16日、2020年東京五輪・パラリンピックのうち五輪について、メキシコ選手団の事前合宿を県内で実施することでメキシコオリンピック委員会(MOC)と合意し、25日に基本協定を締結すると発表した。

 選手団は陸上や野球、サッカーなど最大で26競技計約300人。予選大会の事前合宿も県内で行われる。県内23市町のうち福山、尾道、三原市など13市町が会場地に名乗りを上げており、県は、協定締結後にMOCと協議して決定する。

 県は事前合宿で施設利用や練習相手の調整、移動、宿泊、通訳の確保などを全面的に支援するほか、県内各地での県民との交流も想定。財政支援が得られるホストタウン登録を関係市町と共に国に申請する。

 協定書は25日に広島市内で湯崎知事とMOCのカルロス・パディージャ会長が署名する。湯崎知事は「選手団をほぼ丸ごと一つの県で受け入れる例は他にない。メキシコとの友好をさらに深めたい」と述べた。

 メキシコにはマツダ(広島県府中町)の工場など県内企業が進出しており、県はグアナファト州と13年に経済交流に関する覚書を交わし、14年には友好提携を締結。親密な関係を生かし、16年春から五輪選手団の事前合宿の誘致をMOCに働き掛けていた。パラリンピックについては検討中。

 岡山県内では、東京五輪・パラリンピック組織委員会がホームページで公開している「事前キャンプ候補地ガイド」に、シティライトスタジアムやジップアリーナ岡山など岡山市の5施設、美作市の美作ラグビーサッカー場が掲載され、国際基準を満たした練習施設として紹介されている。政府のホストタウン構想には、倉敷市がニュージーランド、岡山市がブルガリア、美作市がベトナムとの交流を希望し、登録されている。

最終更新:5/16(火) 22:38

山陽新聞デジタル