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「週刊文春」編集長登場! “文春砲”は「サシで会う」から生まれる

5/16(火) 16:30配信

TOKYO FM+

日本が世界に誇る各界の“知のフロントランナー”を講師に迎え、未来の日本人たちに向けてアカデミックな授業をお届けするTOKYO FMの番組「未来授業」。今回の授業講師には、新刊本『「週刊文春」編集長の仕事術』を出版した「週刊文春」編集長の新谷学さんが登場! 数々のスクープで週刊誌のトップを走る「週刊文春」編集長の仕事論、コミュニケーション術、さらには情報の見極め方など4日間にわたりお話を伺います。

未来授業1時間目となる5月15日(月)の放送では、文春記者の“ネタ元”をテーマに、同誌は一体どうやって独自の情報を手に入れているのか……その秘密に迫りました。

新谷さんは、1989年に文芸春秋に入社。「ナンバー」「マルコポーロ」編集部、「週刊文春」の記者・デスク、「月刊文藝春秋」編集部などを経て、2012年より「週刊文春」の編集長となり、社会を揺るがす衝撃的なスクープを連発。2016年の流行語大賞では “ゲス不倫”がトップテン入りしたほか、“センテンススプリング”“文春砲”もノミネートされるなど、芸能界を席巻しました。

そんな「週刊文春」編集部の仕事術は「極めてシンプル」だと新谷さんは話します。
政治、芸能など記者によって得意ジャンルはそれぞれ。ジャンルを問わず一番大切なことは「日常の付き合い」なのだとか。仕事の有無に限らず、その世界の情報のキーマンと言えるような人たちと日頃から密に付き合いをすることを皆心掛けていると新谷さん。
これをすることで、そのキーマンが情報をキャッチしたときに真っ先に文春記者の顔と名前が浮かぶような存在になるよう、相手に食い込み可愛がってもらう努力を惜しまないそうです。

新谷さん曰く「失敗しても許されるのは若さの特権」であり、“こんなこと言ったら怒られるんじゃないか?”と忖度するのではなく、敢えて図々しく直球で相手の懐に飛び込みお願いをしてみることも時には必要なのだそう。その最たる例として、プロ野球・巨人軍の選手たちによる野球賭博事件で、チームを解雇となった元投手の笠原将生さんのアルバイト先に足しげく通い、単独インタビューに成功したことを話してくれました。

「週刊文春」のスクープは、“地道な積み重ねとちょっぴりの図々しさ”から生まれると語る新谷さんが声を大にしていたのが、SNSの普及が著しい昨今でもやはり肝心な部分は「会わないと分からない」ということ。その情報の本当の肝心要な部分は「“サシ(1対1)”で会わないと本当の情報はなかなか取れない」と断言していました。

◆究極の仕事というのは、1対1で会うことが出発点
そう語る新谷さんの仕事術のなかでも印象的だったのが「どんなビジネスにおいても、相手の顔を見て、目を見て、表情を見て、口をきいて、相手が今何を考えているのか、何を求めているのかということに全身全霊を注ぎ込んで、押したり引いたり相手を口説きながら進めていくもの。究極の仕事というのは1対1で会うところが出発点で、それが大切なんじゃないかな」という言葉。

さらに、この日の放送では、若手の女性記者がショーンKさんの経歴詐称をスクープをしたときのエピソードも明かしてくれました。

(この放送は、番組HPにてPodcastでも配信しております)

最終更新:5/16(火) 16:30
TOKYO FM+