ここから本文です

ウラン濃縮工場17日合格へ 規制委が最終結論の方針

デーリー東北新聞社 5/16(火) 11:17配信

 日本原燃のウラン濃縮工場(青森県六ケ所村)について、新規制基準への適合性を審査している原子力規制委員会は15日、定例会合を17日に開き、最終的な結論を出す方針を決めた。委員が「審査書」を了承すれば、工場は2014年1月に始まった審査に正式に合格する。青森県内の原子力関連施設が規制委の審査に合格する最初のケース。原燃が審査を申請した核燃料サイクル4施設の中でも初めてで、18年12月までに新基準に沿った形での操業が始まる予定だ。

 同工場の審査を巡って規制委は、4月に合格証原案に当たる「審査書案」を了承。原発審査で実施している一般からの意見公募は「リスクが低く、重要な判断を伴わない」と見送った。代わりに、最終的な手続きとして世耕弘成経済産業相の意見を聴取していた。

 14年からの審査会合では、原燃が施設の基本設計を記した事業変更許可申請について、安全対策の妥当性などを議論。原燃は補正書に安全対策を追加して盛り込んでおり、これらの工事を18年12月までに終え、新基準に基づく操業に入る。

 工場は新基準施行に伴う経過措置として、同時期までは合格前の運転が認められており、現在も暫定的に操業中。

デーリー東北新聞社

最終更新:5/16(火) 11:17

デーリー東北新聞社