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宇部市の渡辺翁記念会館80周年記念事業決まる

5/16(火) 13:58配信

宇部日報

6月から8事業展開

 宇部市の記念会館の開館80周年記念事業が、6月16日から始まる。8団体でつくる実行委員会が渡辺祐策翁顕彰展やオープニングイベント、記念講演会など八つの事業を実施。同館が市の貴重な財産であることを市民に再認識してもらうとともに、宇部の魅力の一つとして市内外に広くアピールする。9月18日まで。実行委員会は、市、市教育委員会、宇部商工会議所、市文化創造財団、宇部観光コンベンション協会、市ふるさとコンパニオンの会、県デザイン協会宇部支部、宇部の村野建築を考える会で構成。事業を通じて同館をPRし、交流人口の増加にもつなげたい考え。

 初日は渡辺翁の生誕日に当たり、午後5時から同館で約1時間半、オープニングイベントを実施。共存同栄をテーマに、作家の堀雅昭さん、渡辺翁のひ孫の渡辺裕志さん、久保田后子市長が対談する。終了後、同所でレセプションがあり、市民の参加も可能(先着50人程度)。会費は5000円で、旧宇部銀行館(ヒストリア宇部)、同財団、市文化・スポーツ振興課で申し込みを受け付ける。募集開始は31日。

 渡辺祐策翁顕彰展も初日から開始。渡辺翁の功績と同館の歴史を振り返る展示で、会場は2階ロビー。見学自由。このほかの事業として、8月19日に親と子の建築講座、9月8日から18日まで、同館を設計した村野藤吾さんの建築模型展、9月16日に80周年記念講演会と、てくてくまち歩きツアーを行うほか、会期中はオリジナル記念ピンバッジの販売も予定している。

 同館は宇部発展の礎を築いた渡辺翁の遺徳を記念し、翁が関係した7社の寄付により、1935年に着工。37年4月に完工し、7月から利用が始まった。2005年に国の重要文化財に指定され、07年には地域活性化に役立つ近代化産業遺産に認定されている。

最終更新:5/16(火) 13:58
宇部日報