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<改良区・巨額横領>3億円賠償請求 元事務局長と元職員に

千葉日報オンライン 5/16(火) 12:01配信

 千葉県干潟土地改良区(旭市鎌数、斉藤勝昭理事長)で巨額の使途不明金が判明した問題で、同改良区は15日、県警に業務上横領の疑いで再逮捕されている元事務局長兼会計責任者、高木進一被告(58)=旭市清和甲、同罪で起訴=と、部下だった40代の元職員女性に対し、総額約3億円の損害賠償を求める訴えを、千葉地裁佐原支部に提起した。

 同改良区によると、高木被告は1999年から昨年にかけ、約7億8千万円を着服したという。同改良区は昨年10月、すでに時効となっている分を除き、2010年以降に計約3千万円を横領した疑いで告訴。県警は4月6日、同改良区の預金口座から500万円を着服した疑いで高木被告を逮捕、同27日に970万円を着服した疑いで再逮捕していた。一方、同改良区は1月、着服を知っていたのに報告を怠ったなどとして、女性を懲戒解職処分とした。女性は高木被告の部下として長年、会計事務に携わっていたという。

 損害賠償の請求額について同改良区は「訴訟に必要な印紙代と、回収の見込みを勘案して判断した」などと説明。「巨額横領事件により被害を受けた改良区の本格的な再建に向け、必要不可欠な第一歩を踏み出すものになる」とした。

最終更新:5/16(火) 12:01

千葉日報オンライン