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内川「外」の打率が飛躍的向上 東浜は空振り率パ4位 データで見るホークス好調選手

5/16(火) 11:54配信

西日本スポーツ

 パ・リーグは交流戦前の最後の対戦に入った。2位ソフトバンクは首位楽天との直接対決2連戦(13、14日)を1勝1敗で終え一気に迫ることはできなかったものの、4月27日に5だったゲーム差は、その後2度の5連勝で2.5ゲーム差まで縮まった。5月の9勝2敗は日本ハムと並び月間首位。好調を支える選手を数字で分析した。(データはスタッツ・ジャパン提供、注釈のないものは全て10日現在)

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 通算2000安打へあと104としてシーズンを迎えた内川は、開幕から快調に安打を重ね偉業まで残り58安打(15日現在)。もともとどのコースも高いレベルで捉える打者だが、過去2年は苦しめられていた外角球を打っていることが好調につながっている。

 内角、中央、外角に区切った打率を見ると、2014年は外角が最も低いとはいえ3割1分9厘。それが15年は2割2分9厘でシーズン打率が8年ぶりに3割を下回り、16年も改善したとはいえ2割6分5厘だった。今年は3割7分8厘と飛躍的に向上している。

 上、中、下の3分割の打率では、中央が4割1分9厘。内、中、外の3分割の中央も打率3割9分7厘とハイレベルだ。さらに9分割の真ん中に限って見ると打率4割5分5厘で、相手が投げた「ど真ん中」を逃すことなく捉えていることがはっきり分かる。走者をかえし、走者がいなければ自らが出る4番が打線をしっかり支えている。

 開幕から不振に苦しんだ松田は、初球のスイング数がチームトップ、リーグ5位の54回(80打席以上の打者対象)。初球に限らないスイング数も264回でリーグ6位と積極打法が結果に結びつかなかったが、4月30日に追い込まれた後の球を捉えた今季1号を放って以降はV字回復した。

■「コーナー率」も上位

 いきなり故障者が相次いだ投手陣は先発、救援ともに苦しいながらも立て直しつつある。開幕ローテ入りした6投手のうち、現在も投げ続けているのはリーグ最多タイの5勝を挙げている千賀を筆頭に、バンデンハーク、中田、東浜の4人。このうち、9勝を挙げた昨年以上の躍進の予感を漂わせているのは東浜だ。

 4投手ともパ・リーグ空振り率で10傑入り。昨年まで3年連続奪三振王の則本に次ぐ2位が千賀で、東浜も3位菊池に次ぐ4位にランクインしている。数字も上がり昨年の10・9%が今季は11・4%。相手が球数を投げさせようとする中で、10%以上は先発投手として一流の数字といえる。

 制球面でもいい傾向がうかがえる。外角、内角いっぱいに制球されるストレートの「コーナー率」は、則本や金子、菊池には及ばないものの、ホークス4投手で最も高い7・5%だ。ストライク率も昨年の63・5%が今年は63・6%。わずかながら上がっている。

 長い回を投げるためにも意識したい1イニングあたりの投球数は、千賀が4投手で最も少ない14・8球。昨年の16球より1球以上も減らしており、6登板のうち4度で8回を投げたのもうなずける。東浜は昨年が15・4球、今年が15・6球。今季は徐々にイニング数も伸びてきており、今後、完投や完封も期待できそうだ。

=2017/05/16付 西日本スポーツ=

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最終更新:5/16(火) 11:54
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