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築200年の古民家が宿泊施設に 洗練され復活、来月開業 /千葉・大多喜

5/16(火) 12:11配信

千葉日報オンライン

 千葉県大多喜町下大多喜で、体験型古民家施設「まるがやつ」が完成した。6月から宿泊客を受け入れる予定で、ホタル観賞や七夕祭り、みそ造りなどのイベントを毎月開催する。伝統家屋が洗練された姿で復活し、地域活性化へ貢献していく。

 空き古民家だった同施設。「一目で気に入った」という1級建築士の牧野嶋彩子さん(44)が、大規模改修(リノベーション)を手掛ける会社「人と古民家」を立ち上げて買い取り、昨年12月から工事していた。「まるがやつ」は古民家の元持ち主の屋号にちなんだ。

 古民家は築約200年超の平屋で、広さ約190平方メートル。長い歴史を物語る濃茶の太いはりや柱を生かして改装された。趣のある玄関。土間には板の間とカウンターが設けられ、くつろぎのスペースに変身した。新設された風呂とトイレはシックな色調で落ち着いた雰囲気を演出する。座敷の畳は新調され、欄間飾りが付けられた。

 草木が生い茂っていた庭も手が入れられ、コイが泳ぐ池が復活。敷地は約2万平方メートルあり、今後も整備を続け、キャンプ場や天体観測小屋を設置する。約52平方メートルの蔵は宿泊施設へ改修中で、今夏に完了する。

 牧野嶋さんは「結婚式などのお祝いや、子どもの合宿にも使ってもらえれば」と利用を呼び掛けている。問い合わせは同社、電話043(301)2777。