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43年前の思い出開封 校舎に最後のお別れ 大分県日田市の旧花月小

西日本新聞 5/16(火) 11:30配信

 2007年3月末で閉校し、今月取り壊される予定の大分県日田市花月の旧花月小で、校舎のお別れ会「ありがとう そして さよなら花月小学校校舎」が開かれ、卒業生や住民など約140人が在りし日の思い出を懐かしんだ。

 同小は1874年に開設され、1962年に現在の校舎となった。閉校後はホタル観賞会やウオーキング大会など地区のイベントに利用。跡地へのコミュニティーセンター建設で校舎の取り壊しが始まるため、地区の「花月地域まちづくり協議会」(東堂新吾会長)などがお別れ会を企画した。

 4月30日に開かれた会では卒業生の上原一秀さん(55)、後藤和宏さん(50)、平川かなえさん(52)や閉校当時校長だった馬場一さん(67)が「全校生徒の自宅まで知っているアットホームな学校だった」などと在校当時の思い出を発表。式が終わると校舎を背に写真撮影し、74年に埋められたタイムカプセルを重機やスコップで掘り出した。

 タイムカプセルは縦50センチ、横40センチほどの小鹿田焼のつぼ。開けると43年前の作文や衣類、お金、酒など当時の品々が詰まっており、見守っていた卒業生らが歓声を上げて当時の思い出を振り返っていた。

西日本新聞社

最終更新:5/16(火) 11:30

西日本新聞