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【F1】ピレリ、”硬すぎる”と批判されているハードタイヤのイギリスGPへの持ち込みを中止か?

5/16(火) 19:47配信

motorsport.com 日本版

 F1の公式タイヤサプライヤーを務めるピレリは、スペインGPの週末に批判を集めたハードタイヤについて、イギリスGPへの持ち込みの是非を決める会合を、ミラノで行ったようだ。

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 ピレリは、F1第5戦スペインGPにハード・ミディアム・ソフトタイヤという一番硬いタイヤの組み合わせを持ち込んだ。各ドライバーにつき2セットのハードタイヤが供給されたが、多くのドライバーがこれをインスタレーションラップ等に使用するにとどまった。彼らは口々に『硬すぎてまともに使えない、使い道がない』とハードタイヤを批判していた。

 ドライバーたちは金曜日夜のドライバーブリーフィングで、ピレリのF1レーシング・マネージャーであるマリオ・イゾラに状況を説明した。

 彼らは将来ピレリがハードを持ち込むレースを明確にするように求めた上、スペインGPと同じ一番硬い組み合わせのタイヤが持ち込まれる予定のイギリスGPについて、変更を要求していた。

 チームはイギリスGPのタイヤコンパウンドの選択を今週の木曜日までに済ませる予定だったが、ピレリがハードタイヤを持ち込むかどうかを最終決定するまで、この選択が延期されることになった。

 イゾラは、現在の状況についてmotorsport.comに次のように語った。

「レギュレーションでは、我々は3つのコンパウンドを選択しなければならない。現時点で、(イギリスGPでは)ハード/ミディアム/ソフトを選択している。議論が行われているのは、我々がミディアム/ソフト/スーパーソフトを選択するかだ」

 スペインGPでは、ミディアムタイヤが優れたレース用タイヤであることが示されたため、イゾラはイギリスGPでタイヤ選択を1段階柔らかくすることについて、一歩踏み出すことができると感じたという。

「シルバーストンで1段階タイヤを柔らかくすることができるという感触を、スペインGPで得た」

「シルバーストンでは、各チームが持ち込むタイヤセット数を自由に決められるので、正しい選択ができるかどうかはチーム次第になる。どうなるか見てみよう。この方向性で物事を進めた場合、ピットストップは増えることになるだろう」

Jonathan Noble