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「何とか復活して欲しい」― 好投直後に離脱、松坂大輔の今

5/16(火) 17:23配信

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好投直後に右肩違和感で離脱、松坂に回復の兆し

 めっきりその名を見ることが少なくなった。ソフトバンクの松坂大輔投手。オープン戦最後の登板で7回無安打無失点の好投を見せたものの、4月半ばに右肩の違和感を訴えた右腕。復帰へ向けてリハビリ中の松坂は今、どうしているのだろうか。

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 ソフトバンクのリハビリ組は福岡・筑後市にあるファーム施設「HAWKS ベースボールパーク筑後」で日々、治療やトレーニングを行なっている。そこには現在、登録を抹消されている和田毅や武田翔太、そして右肩違和感からの復帰を目指しているドラフト1位ルーキーの田中正義など、残念なことではあるが、豪華な顔ぶれが並んでいる。

 ただ、松坂は現在、あまりこのファーム施設に姿を見せていない。まず、右肩の炎症を取り除くことを最優先とし、関東にあるかかりつけの病院での治療をメインにし、トレーニングはその関東地方で並行して行なっている。

 心配なのはその右肩の状態だが、徐々に回復の兆しを見せているようだ。

 これまでファーム施設を訪れても、クラブハウス内にあるウエートルームでの筋力トレーニングや有酸素系のトレーニングを行うだけで、室内練習場に姿を見せることも少なかった。なかなか炎症と痛みが取れない状態が続き、キャッチボールも行わず、ノースローを続けていた。

キャッチボールも実施、「良くなっているということ」

 それがこのファーム施設でトレーニングを行なった14日には、キャッチボールを行っている。「少しずつ良くなっているようだ。キャッチボールもやり始めたし、平日も向こう(治療を行う関東)でやっている。キャッチボールが出来ているというのは良くなっているということ。痛ければ、やらないからね」と球団関係者は話す。キャッチボール再開は状態が快方に向かっている証。週が明けた16日は、病院での治療のため、再び関東へ出向いているが、週の後半には福岡へと戻る予定だという。

 松坂が右肩を手術したのは2015年8月下旬のこと。それから、まだ2年も経過していない。投手の生命線である右肩の手術からの復帰の道のりは、決して平坦ではないということだろう。「何とか復活して欲しいというのは、誰しもが思っていること」と球団関係者は言う。

 緩やかではあるが、回復への階段を再び登り始めた松坂。7回ノーヒットに抑えた3月25日の広島戦(ヤフオクD)で、興奮を覚えたファンは少なくなかったはず。ぜひとも、あの再現を――。背番号18が、再びマウンドで躍動する姿を待ちたい。

福谷佑介●文 text by Yusuke Fukutani

最終更新:5/17(水) 10:54
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