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ぼけ封じ、恒例の大根加持 横須賀

5/16(火) 12:03配信

カナロコ by 神奈川新聞

 横須賀市汐入町の汐入不動尊長光寺で14日、ぼけ封じや中風封じなどに御利益があるといわれる恒例の大根加持が行われた。同寺は三浦不動尊霊場の第五番札所で、今年は不動明王のご開帳の年と重なったため、巡礼者を含めて参拝者が大勢訪れた。

 大根加持は京都の千本釈迦(しゃか)堂の伝統行事にならい、例年5月の第2日曜日に行っている。大根の産地の三浦半島でも、このような行事が残っているのは同寺だけだという。

 この日のために同市太田和の畑で栽培、収穫された約400本の大根は前日に納められ、関係者が山の上にある本堂まで石段を何度も上って運び上げた。

 6人の僧侶が読経を上げ、ほら貝や太鼓が響く中、住職によって護摩がたかれ、次々と炎に大根をかざして加持祈祷(きとう)が行われた。

 厄よけされた大根はふろふき大根にして参拝者に振る舞われた。市内から毎年参拝しているという女性(75)は「迫力のあるおたき上げに気が引き締まる。おいしい大根もいつも楽しみ」と話していた。