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ピンク・フロイド大回顧展がロンドンV&Aでスタート、レポートが到着!

RO69(アールオーロック) 5/16(火) 12:45配信

5月13日よりピンク・フロイド大回顧展「Pink Floyd Exhibition: Their Mortal Remains」がオープンしている。この回顧展のレポートが届いた。

レポートは以下のとおり。
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5月13日、ロンドン、ビクトリア&アルバート・ミュージアム(V&A)にて、話題のピンク・フロイド大回顧展「Pink Floyd Exhibition: Their Mortal Remains」がついにオープンした。

これに先駆け、5月9日、各国のプレスやVIPを招待して行われた内覧会には、ノエル・ギャラガー、ジミー・ペイジ、クイーンのブライアン・メイとロジャー・テイラー、映画「ザ・ウォール」に主演したボブ・ゲルドフら音楽界の重鎮が多数駆けつけ、展覧会のスタートを華々しく祝った。

当日はバンドを代表してニック・メイソンも参加。展覧会の実現に向けて献身的に協力してきたニックは「50周年を迎えたバンドのバースデー・パーティみたいだね」と語り、ピンク・フロイドの他の2人のメンバー、ロジャー・ウォーターズとデヴィッド・ギルモアが姿を見せなかったことに関しては、「どっかでケンカでもしてるんだろうね」と言って笑わせた。


ピンク・フロイド大回顧展の内容は、バンドと長年協働してきたデザイナーと建築家が企画段階から参加しているため、とにかくスミからスミまできっちりデザインし尽くされていて、とにかく見事。

サウンド・クオリティも素晴らしく、「オーディオとビジュアルでピンク・フロイドの世界に浸る体験を」というコンセプトがしっかり実現されていた。まず入口のところでヘッドフォンを受け取り(見ている展示に即した音楽、音声が流れてくるボウイ展の時と同じシステム)、目の眩むサイケデリックな通路を抜けて、ピンク・フロイドの50年の歴史を辿る旅へと突入していく――。

展示はバンドの歴史とともにアルバムをリリース順に紹介していくという構成で、それぞれのコーナーに、関連のポスター、楽器、手書きの歌詞などがぎっしりと詰め込まれ、また、『対(TSUI)』のジャケットに登場する2つの見つめ合う像や、『アニマルズ』のジャケットのバタシー発電所の再現など、ジャケット・アートに関連した大型展示物も多い。

更に、最後には、超特大スケールのサラウンド・シネマが用意され、ピンク・フロイドがデビュー当時から試みてきた、音を映像の融合を体感することができるコーナーは圧巻。


面白い展示物としては、ロジャー・ウォーターズやシド・バレットが学校で先生から叩かれた「杖」が展示されている。『ザ・ウォール』の中の巨大な教師像は、この実在の教師がモデルになっており、ロジャー・ウォーターズは以前の記者会見でこのように語っている。

「展覧会ではいろいろ見たいものがあるが、とりわけ見たいのがその杖だよ。当時の校長は体罰を何とも思ってなくて、やたらと杖をふるったんだ。罰手帳というものも一緒に見つかってね、1956年のところに『ウォーターズ、ケンカした罰で6回ムチ打ち』と記録されている。なぜだか、ここに載ったことをすばらしく誇りに思うよ(笑)」

その他、シド・バレットの絵画作品や、円形スクリーン再現、ロック史を変えた機材の数々、そして、ニック・メイソンの“浮世絵デザイン”のドラムセットなども展示されている。

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ピンク・フロイド大回顧展「Their Mortal Remains」は10月1日までロンドンのビクトリア&アルバート・ミュージアム(V&A)で開催される。

ピンク・フロイドの故郷ケンブリッジの新聞のサイトでは、回顧展の様子を360度撮影した動画も公開されている。
http://www.cambridge-news.co.uk/news/cambridge-news/take-tour-pink-floyds-cambridge-13015256

回顧展のトレーラーはこちら。
http://www.youtube.com/watch?v=IB0i8ZJHeec

RO69(アールオーロック)

最終更新:5/16(火) 12:45

RO69(アールオーロック)