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増改築計画まとまらず みなべ町の道の駅

紀伊民報 5/16(火) 16:46配信

 和歌山県みなべ町は、町が運営する道の駅うめ振興館(みなべ町谷口)について、2016年度当初予算に計上していた増改築基本設計業務委託料を減額補正する。食堂を新設することも考えたが、これまでの活用検討委員会ではまとまらなかった。18日開会の町議会5月定例会に補正予算案を提案する。町は04年に合併したが、施設は旧南部川村時代の建設で展示物も古く、施設の充実に課題を残している。

 同振興館は国道424号沿いにあり、1997年度に開設。3階建てで1階は歴史資料館、2階はうめ資料館、3階は物産販売所、休憩所となっている。観覧無料。運営費は15年度で約1670万円。

 入館者数は2006年度に2万3568人まで増えたが、その後減少傾向となり、13年度には1万3720人まで落ち込んだ。14年度以降、国体の開催や世界農業遺産の認定などもあってか増え、16年度は過去最高の2万8124人だった。

 町は施設の活性化について検討しようと、13年11月に町民が委員の活用検討委員会を立ち上げた。オブザーバーも参加して会議を開き、意見を出し合った。昨年8月に8回目の会議を開いたのが最後となっている。

 町うめ課によると、3階に厨房(ちゅうぼう)と食堂を配置し、物産販売所については、2階の入り口付近に別棟で物産直売棟を設ける構想の設計もしたが、物産販売の床面積が狭くなってしまうことや、食堂の採算性などの点から、計画を進めるまでには至らなかったという。

最終更新:5/16(火) 16:46

紀伊民報