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【個別銘柄】アサヒGHやセキュリティー関連上昇、大京や日清紡安い

5/16(火) 11:44配信

Bloomberg

16日の日本株市場で、株価変動材料のあった銘柄の終値は次の通り。

アサヒグループホールディングス(2502):前日比2.7%高の4534円。2017年1-3月(第1四半期)の事業利益(売上高から売上原価、販管費を控除した同社独自の利益指標)は前年同期比20%増の150億円だった。JPモルガン証券は、第1四半期は好調なスタートと評価した上で、酒類事業以外は計画より上振れ進捗(しんちょく)のようで、第2四半期の酒類事業の販促費コントロールが期待されると指摘。会社側は1-6月(上期)業績を上方修正する意欲をみせており、同証もその可能性は高いとみている。上期の会社計画528億円に対し、同証は553億円を見込んでいる。

サイバーセキュリティー関連株:ソリトンシステムズ(3040)が7.8%高の903円、トレンドマイクロ(4704)が2.2%高、ラック(3857)が7.2%高など。「ランサム(身代金)ウエア」による世界的規模のサイバー攻撃で、少なくとも150カ国余りで20万台超のコンピューターが感染した。SBI証券の藤本誠之シニアマーケットアナリストは、セキュリティーの必要性が報道され、関連銘柄に思惑が入っていると語った。ゴールドマン・サックス証券は、欧州とアジアでサイバーセキュリティー向けの支出が増える可能性があるとの見方を示した。

日本軽金属ホールディングス(5703):4.6%高の271円。18年3月期営業利益は前期比0.7%減の300億円の見通し。野村証券は、同証予想の285億円を上回りポジティブとみる。板や押出製品の好調が持続する中、加工製品、関連事業は高水準の利益をさらに伸ばす計画を示したと評価した。

大京(8840):7.9%安の223円。18年3月期営業利益は前期比7.4%減の190億円の見通しで、市場予想の215億円を下回った。不動産開発事業はマンション販売のボリューム減少などで減収減益を見込む。SMBC日興証券は、同証予想の210億円に反して減益計画となりネガティブとした。中期経営計画で21年3月期営業利益目標を280億円以上としていた中で、意外な減益計画とみる。

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最終更新:5/16(火) 15:19
Bloomberg