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豪中銀議事録:インフレと経済成長が政策支援-雇用と住宅は懸念要因

5/16(火) 11:48配信

Bloomberg

オーストラリア準備銀行(中央銀行)は16日 公表した今月の金融政策決定会合(2日開催)の議事録で、雇用情勢と 住宅市場は依然として主要な懸念材料だとしながらも、緩やかな経済成 長に加え、インフレが徐々に加速していることが同行の金融政策決定に おいて引き続き支援要因となっているとの判断を示した。

豪中銀は、1-3月(第1四半期)のインフレ指標を受けて、2018 年までにコアインフレ率が2%前後に上昇するとの同行の見通しに対す る「信頼感が全般に高まった」と分析。経済が1-3月期にまずまずの ペースで拡大していたことが4月のデータで示された点にも触れた。

その上で、「理事会は引き続き労働、住宅両市場の動向に対する注 意深い監視が必要だと判断した」と説明し、「金融政策面で現行の緩和 的姿勢を維持することは持続的な成長とインフレ目標を将来的に達成す ることに整合的だ」と指摘した。

労働市場に多くのスラックが見られ、シドニーやメルボルンで住宅 価格が上昇する中、豪中銀は政策金利を年内1.5%に維持すると大方が 予想している。豪中銀は不動産投資家への融資抑制と住宅ローン金利上 昇の影響も見極めようとしている。

原題:RBA Plots Steady Course as Inflation, Economic Growth on Track(抜粋)

James Thornhill

最終更新:5/16(火) 11:48
Bloomberg