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ドイツ:5月のZEW景況感指数が上昇-親欧州の仏大統領誕生で楽観

Bloomberg 5/16(火) 20:04配信

ドイツの欧州経済研究センター(ZEW)がまとめた5月の独景況感指数は前月から上昇した。フランスで中道派の大統領が誕生したことを受け、ドイツ経済へのリスクも後退した。

ZEWが16日発表した5月のドイツ期待指数は20.6と前月の19.5を上回った。ブルームバーグがまとめたエコノミスト調査では中央値で22.0への上昇が見込まれていた。同指数は向こう6カ月の見通しを示す。

1-3月(第1四半期)の経済成長率が1年ぶり高水準となったほか、製造業受注と企業景況感がいずれも改善するなど、ドイツ経済の勢いは続く見通しだ。政治的な不透明は、ユーロ支持のエマニュエル・マクロン氏が仏大統領に就任したことで和らいだが、英国の欧州連合(EU)離脱交渉と米国との貿易摩擦リスクが見通しを曇らせる可能性がなおある。

ZEWのアヒム・バンハッハ所長は発表文で、「ドイツ経済は良い状態にある。ユーロ圏全体を巡る見通しも徐々に改善し、ドイツの輸出にとって経済環境が一段と良好になっている」とコメントした。

5月のドイツ現状指数は83.9と、前月の80.1から上昇。ZEWユーロ圏景況感期待指数は35.1と4月の26.3から改善した。

原題:German Investor Optimism Rises After French Elect Pro-EU Leader(抜粋)

Carolynn Look

最終更新:5/16(火) 20:04

Bloomberg