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邦銀3メガ:純利益4期連続減少へ-今期も「厳しい環境続く」

Bloomberg 5/15(月) 18:33配信

三菱UFJフィナンシャル・グループ(MUFG)など邦銀3メガグループの今期(2018年3月期)連結純利益は合計で2兆1300億円となる見通しだ。前期実績比4.8%の減少で、減益は4期連続となる公算。日銀のマイナス金利政策によって融資など本業の低収益性が継続することに加え、地政学リスクによる海外市場の不透明感などから業績は伸び悩むことが見込まれる。

各グループが15日に公表した。今期の純利益目標・予想はMUFGが前期実績比2.5%増の9500億円、三井住友フィナンシャルグループが同11%減の6300億円、みずほフィナンシャルグループが同8.9%減の5500億円。3グループともにブルームバーグのデータによるアナリスト17人の予想平均を下回った。

MUFGの平野信行社長は15日の会見で今期目標の9500億円について「2年前に掲げた当初目標からかなり低い」とし、本業の儲けを示す「業務純益を見れば引き続き厳しい状況」だと述べた。

BNPパリバ証券の鮫島豊喜シニアアナリストは、今期について「マイナス金利の影響が残る中でトップラインの伸びは期待できないが、ガバナンス強化による経営体制の変化に注目する」と話した。個別では三井住友Fのトップ交代と事業部門別のビジネス拡大策、みずほFGでは商業銀行と信託銀のトップ交代と2年目に入るカンパニー制度、MUFGではグループの機能別再編など経営改革への期待を挙げた。

新体制でスタート

今期は三井住友FとみずほFGで主力の子銀行のトップが交代し、新体制でスタートした。三井住友銀行の高島誠頭取とみずほ銀行の藤原弘治頭取はともに国際業務の強化を掲げ、低金利の環境下で手数料など非金利収入の増強を目指す考えを示している。三菱東京UFJ銀行の小山田隆頭取もコンサルティング業務の強化に取り組む方針で、3メガ銀は収益の多様化に取り組んでいる。

MUFGは決算と同時に、法人貸出業務を信託銀行から商業銀行に移管するなどの機能別再編と発行済み株式総数の1.49%、1000億円を上限に自己株取得を発表。また、三菱東京UFJ銀行の名前を来年4月1日に「三菱UFJ銀行」に変更することも明らかにした。

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最終更新:5/16(火) 0:01

Bloomberg