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ロシア外相への機密漏洩、ホワイトハウスは否定

Bloomberg 5/16(火) 10:20配信

トランプ米大統領は先週ホワイトハウスで開かれたロシア外相との会談で機密情報を明かしたとの報道について、テロに関する情報をロシアと共有したかったと説明、自分には情報を共有する「絶対的な権利」があると主張した。

トランプ大統領は16日、一連のツイートで「大統領として、テロリズムや航空の安全に関する事実をロシアと(公式に予定されたホワイトハウスでの会合)で共有したいと考えた。私にはそうする絶対的な権利がある」と言明。「人道的な理由に加えて、私はロシアが過激派組織イスラム国(IS)やテロとの戦いに一層力を入れることを望んでいる」とコメントした。

米紙ワシントン・ポストは15日、トランプ大統領が同盟国から得た過激派組織「イスラム国」(IS)に関する機密情報をラブロフ外相とキスリャク駐米ロシア大使に漏らしたと報じた。これを受けてトランプ氏のトップアドバイザーらは政治的ダメージを食い止めようと火消しを急いだ。大統領選挙中のトランプ陣営とロシアの関係について米連邦捜査局(FBI)の捜査が進行するなか、コミーFBI長官を突然解任したことで、トランプ氏にはすでに疑惑の目が集まっている。

マクマスター大統領補佐官(国家安全保障担当)は15日、ホワイトハウスの敷地内で記者団に、「今晩、伝えられた報道は誤りだ」と明言。「情報源や手法は議論されなかったし、大統領は公表されていない軍事作戦を明かさなかった。私は執務室にいたが、そのようなことは起こらなかった」と説明した。同補佐官は声明を読み上げただけで、質問は受け付けなかった。

ロシア大統領府は16日、機密情報を共有されたとの報道を否定。同大統領府のペスコフ報道官は記者団との電話会議で、「ロシアはこのようなばかげた話に一切関わりたくない」と述べ、「全くばかげている」と続けた。

原題:Trump Claims ‘Absolute Right’ to Disclose Intelligence to Russia(抜粋)

第4段落以降を追加し、更新します.

Justin Sink, Sahil Kapur

最終更新:5/16(火) 23:34

Bloomberg