ここから本文です

金融緩和「出口戦略」、黒田総裁「誰が総裁でもできる」

朝日新聞デジタル 5/17(水) 0:08配信

 日本銀行の黒田東彦(はるひこ)総裁は16日、現在の大規模緩和を終わらせる「出口」について「だれが総裁になっても『出口』のプロセスは十分に対処できる」と語った。都内での外国メディアの会合で、黒田氏は来年4月で任期切れとなる総裁再任への意欲を問われ、「直接答えるのは控えたい」としたうえで、出口戦略に言及した。

 4年超に及ぶ緩和で日銀の国債保有残高は420兆円超に膨らむ。緩和をやめて資産を縮小させる出口の道筋では、金利が急騰して国債価格が急落するリスクと隣り合わせで、困難さを極める。それでも黒田氏は「大変な課題だが、日銀は十分なツールを持っている」と強調した。国債の買い入れが限界に近づいている、との指摘には「市場にはまだ6割の国債があり、より少ない国債買い入れで金利を低く保つこともできる。今の緩和策に制約はない」と反論した。(藤田知也)

朝日新聞社

最終更新:5/17(水) 0:08

朝日新聞デジタル