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熱海の山地災害危険地区80カ所、市が公表

伊豆新聞 5/17(水) 15:14配信

 熱海市はこのほど、山地災害危険地区を公表した。豪雨により山腹の崩壊、土砂流出などの発生が心配される市内計80カ所を地図と住所、危険度ランクで示し、住民の防災意識啓発に役立てる。

 林野庁と都道府県が調査する同地区は役所や学校、病院、道路といった公共施設や人家に直接被害を与える恐れのある危険な地域。公表に当たっては「山腹崩壊危険地区」「崩壊土砂流出危険地区」「地滑り危険地区」で区分けし、それぞれに危険度の高い順にA、B、Cで示している。

 同市は県森林保全課がホームページ上で公開している資料を公表した。資料によると、市内の山腹崩壊危険地区は網代の朝日山、伊豆山の伊豆山小裏、下多賀の下城山など計31カ所で、危険度はAが24、Bが7カ所。崩壊土砂流出危険地区は伊豆山の姫の沢、上多賀の地獄沢、熱海の姫の尾、上多賀の曽我など計49カ所で、Aが39、Bが10カ所となっている。地滑り危険地区はなかった。

 山地災害危険地区は土砂災害防止法に基づく土砂災害警戒区域、同特別区域と異なり、法律に基づく指定でなく、規制などは伴わない。

 市の担当者は「身近な地域に土砂災害の危険個所があることを知ってもらい、大雨などには近づかない、警戒して避難するなどの災害予防に役立ててほしい」と話した。

 【写説】山腹崩壊危険地区の危険度Aとされた市立伊豆山小の裏山=伊豆山

最終更新:5/17(水) 15:14

伊豆新聞