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機密提供国、イスラエルか=大統領の対ロ漏えい疑惑で米紙―政権は正当化

時事通信 5/17(水) 5:32配信

 【ワシントン時事】トランプ米大統領が同盟国から得た機密情報をロシアのラブロフ外相に漏えいした疑惑で、米紙ニューヨーク・タイムズ(電子版)は16日、この同盟国がイスラエルだったと報じた。

民主から大統領批判噴出=機密暴露、ロシア疑惑深める-米

 22日からのトランプ氏のイスラエル訪問を前に、安全保障や情報活動でのイスラエルとの緊密な協力関係に打撃となる可能性もある。

 この機密情報は、過激派組織「イスラム国」(IS)によるノートパソコンを使った航空機テロ計画の情報だったとされる。トランプ氏は16日、疑惑に関する記者団の質問に初めて応じ、「(ラブロフ氏と)素晴らしい会談を行った」と述べ、会談での発言に問題はなかったと強調した。

 スパイサー大統領報道官はタイムズ紙の報道について「この種の議論には立ち入らない」とコメントを避けた。

 ただ、IS掃討戦でロシアとの協力強化を目指すトランプ氏は16日、ツイッターで「テロや航空安全に関する事実をロシアと共有したかった」と述べ、航空機の安全に関わる情報を提供したことを認めた。

 これに対し、マクマスター大統領補佐官(国家安全保障担当)は記者会見で「大統領がロシア外相と話したことは完全に適切だった」と正当化。「大統領は(会談で話した情報の)情報源については知らされていなかった」とも指摘した。またトランプ氏が会談で機密情報を明かしたかどうかには答えなかった。 

最終更新:5/17(水) 8:43

時事通信