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阪神・糸井、超ダメ押し弾!2打席連続Kのうっぷん晴らした

サンケイスポーツ 5/17(水) 7:00配信

 (セ・リーグ、阪神8-1中日、7回戦、阪神4勝3敗、16日、甲子園)俺を忘れちゃ困るぜ! と言わんばかりの一発だった。糸井が4月29日の中日戦(甲子園)以来12試合ぶりとなる5号2ラン。チームの勝利を決定づけた。

 「バッティングをさせてもらっていなかったので、しっかりとバットを振ろうと思った」

 5点リードの六回二死一塁。アラウホの132キロ直球をフルスイングすると、打球は右翼席に一直線。「追加点が入ってよかった」。それまで3打席凡退。三回、五回と2打席連続で空振り三振だった。まさに、うっぷんを晴らすかのような豪快なアーチだった。

 一回に中谷が先制3ラン。五回にはルーキーの糸原が走者一掃の二塁打と若手がアピール。35歳も黙っているわけにはいかない。金本監督も「負けていられないというホームランでしたね。何か叫んでましたけど」と目尻を下げた。

 勇気づけられる材料もあった。母校・近大が14日、8季ぶりにリーグ最多の45度目の優勝を甲子園で決めた。その立役者は同じ左打ちで「糸井2世」と評判のスラッガー、佐藤輝明外野手(1年)。「(優勝は)知っているよ。なにか(祝いを)贈るわ。糸井2世? 5カ月早い!」とちゃめっ気たっぷりに話した。卒業して14年。今でも母校愛はこれっぽっちも薄れていない。

 ベテランと若手が競うように結果を残し、今季最多の貯金を「11」に伸ばした。投のヒーローでチーム初完投の秋山へのメッセージを求められると、甲高い声で「ナイスピー!!」。さらに「みんな勝ちたいと思って、必死こいてやっているから」と続けた。

 その輪の中心にいるのは40歳の福留であり、35歳の鳥谷、そして糸井のベテラントリオだ。

最終更新:5/17(水) 9:37

サンケイスポーツ