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【楽天】秋田で6年ぶり勝利!12球団最速の貯金15

スポーツ報知 5/17(水) 6:05配信

◆楽天6―4日本ハム(16日・秋田)

 逆境を乗り越える力が今の楽天にはある。森原は仲間を信じ、自分を信じた。7回1死満塁のピンチ。リードは2点。ルーキー右腕は火消しにマウンドへ立った。ところが2死から遊撃・茂木の失策で1点を献上してしまう。申し訳なさそうな顔でマウンドに来た茂木に対して、森原は冷静だった。

 森原「もう一度、ゴロを打たせていいか?」

 茂木「打たせてください」

 1点差の2死満塁。森原は岡を、外角高めの直球で注文通りの遊ゴロに打ち取り、危機を脱した。「(満塁でも)特に何とも思わなかった。できることをやるだけなので」と森原。プロでは1年先輩ながら、2歳下のショートのミスを救った。梨田監督も「エラーがあっても平気な顔をしていた。まだ早いけど、新人王にふさわしいんじゃないかな」と森原をたたえた。

 流れを一気に呼び込むと、直後の攻撃では2死二、三塁から、岡島の平凡な三塁ゴロをレアードが一塁悪送球。試合を決定づける2点を奪った。年に1試合行う秋田では11年以来、6年ぶりの勝利。昨季は同球場で判定に抗議し、退場を宣告された指揮官も「退場したのは盛岡じゃなかったっけ? 記憶はいいかげんだね」と舌も滑らかだった。

 意外にも5カード連続で負けていた、カード初戦という“鬼門”も突破。10カード連続負け越しなしも確定し、貯金は今季最大15へ12球団最速で到達した。開幕から27試合でたった1本塁打だったウィーラーが、3回に逆転5号3ラン。直近6試合4発と復調の兆しを見せれば、腰痛で一時登録抹消された嶋も4回に適時打を放ち、21日ぶりの打点。チームが好調の中、不調や離脱を挽回しようと必死だ。攻守の要の嶋は「最後はバタバタしたけど、2連戦なので初戦を取るのは大きい」とナインの思いを代弁した。

 2位・ソフトバンクとは今季最大に並ぶ3・5ゲーム差に広げた。ミスを補い合い、取り返す。犬ワシ軍団が独走態勢に入ろうとしている。(安藤 宏太)

最終更新:5/17(水) 19:13

スポーツ報知

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