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60~70年代の「ブッシュマン」写真展 京都・左京

京都新聞 5/17(水) 10:49配信

 アフリカの狩猟民族を半世紀にわたり研究した田中二郎・京都大名誉教授(76)の写真展が16日、京都市左京区北白川伊織町のギャラリーロンドクレアントで始まった。狩りでキリンを仕留める様子や弓矢で遊ぶ子どもらの写真を通して、独特の暮らしぶりを伝えている。
 サン人、あるいは「ブッシュマン」の名で知られた民族で、かつてはボツワナのカラハリ砂漠を移動しながら狩猟や植物採集をして暮らしていた。しかし、1970年代以降は同国政府によって定住化が進められた。
 今回は田中教授が60~70年代に現地で撮影した写真約30点を展示。踊りや悪霊を取り除く「治療」の様子や、子育てをする女性の姿なども紹介した。
 田中教授は「1万年前のような狩猟採集による生活が、30年ほど前まで残されていたことを知ってもらえたら」と話す。21日まで。午前11時~午後7時(21日は午後5時)。無料。ギャラリーロンドクレアントTEL075(286)7696。

最終更新:5/17(水) 10:49

京都新聞