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〔NY外為〕円、113円台前半(16日)

時事通信 5/17(水) 7:00配信

 【ニューヨーク時事】16日のニューヨーク外国為替市場では、低調な米住宅関連指標などを背景に円買い・ドル売りが進み、円相場は1ドル=113円台前半に上伸した。午後5時現在は113円10~20銭と、前日同時刻(113円75~85銭)比65銭の円高・ドル安。
 米商務省が発表した4月の住宅着工件数は季節調整後の年換算で前月比2.6%減の117万2000戸、先行指標である住宅着工許可件数は2.5%減の122万9000戸だった。着工件数、許可件数ともに市場予想を下回ったことから、米景気の先行きに不透明感が広がり、円買い・ドル売りが進行した。
 また、トランプ米大統領がロシア側に機密情報を提供していたとの報道が前日に流れ、与野党から懸念や批判の声が噴出。政治的な混乱が続く中、トランプ政権が掲げる大型減税措置など重要法案の議会通過が一段と難しくなるのではないかとの懸念が浮上したことも円買い・ドル売りを後押ししたもようだ。
 一方、ユーロは米住宅着工件数の発表をきっかけに対ドルで買われ、一時1ユーロ=1.1097ドルと、2016年11月上旬以来約半年ぶりの高値を付けた。また、対円でも一時同125円78銭まで上昇し、16年4月下旬以来約1年ぶりの高水準となった。
 同時刻現在は、対ドルでは同1.1079~1089ドル(前日午後5時は1.0970~0980ドル)、対円では同125円30~40銭(同124円81~91銭)。

最終更新:5/17(水) 9:26

時事通信