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女性宮家議論に影響も 創設反対論に配慮し停滞中

朝日新聞デジタル 5/17(水) 1:42配信

 秋篠宮家の長女・眞子さま(25)が、大学の同級生の男性と婚約することが明らかになった。眞子さまは皇室典範の規定により、結婚に伴って皇籍を離れ、一般の市民となる。安倍政権は今後、女性宮家創設の可否など減少する皇族数への対策を検討する方針だが、眞子さまの婚約は今後の議論にも影響を与えそうだ。

【写真】天皇ご一家の構成

 「皇室の活動をどう維持していくか。まずは、女性皇族が結婚後にも公務をこなせるような制度を検討する必要があるかもしれない」。首相官邸の幹部は16日夜、さっそくそんな考えを示した。

 女性皇族は現在14人で、天皇陛下の孫は皇太子家の長女愛子さま(15)、秋篠宮家の長女眞子さま、次女佳子さま(22)の3人。孫の世代にはこのほか、皇位継承順位第3位の秋篠宮家の悠仁さま(10)がいる。政権内では「悠仁さまが即位するころには、皇室活動が維持できなくなる可能性もある」(官邸幹部)との見方がくすぶる。

 天皇陛下の退位をめぐる「天皇の公務の負担軽減等に関する有識者会議」(座長=今井敬・経団連名誉会長)も、4月下旬にまとめた最終報告で「皇族数の減少に対してどのような対策を講じるかは、一層先延ばしのできない課題となってくる」と明記し、早急な検討を求めていた。

朝日新聞社

最終更新:5/17(水) 1:42

朝日新聞デジタル