ここから本文です

〔東京外為〕ドル、112円台後半=米政権の先行き不透明で下落(17日午前9時)

時事通信 5/17(水) 9:30配信

 17日朝の東京外国為替市場のドルの対円相場(気配値)は、トランプ米政権の先行き不透明感などから、1ドル=112円台後半に下落している。午前9時現在、112円69~70銭と前日(午後5時、113円45~45銭)比76銭のドル安・円高。
 前日の海外市場では、欧州時間は米長期金利の上昇を映して、113円70銭台に上伸。米国時間の序盤は低調な4月の米住宅着工件数を受けて113円30銭台へ下落し、中盤にかけては米金利低下を眺めて113円を割り込んだ。その後は押し目買いが入り113円30銭台へ持ち直したが、終盤はユーロ買い・ドル売りの影響を受けて113円前後に緩んで推移した。東京市場の早朝は売りが強まり、112円60銭台まで下げている。
 ロシアへの機密情報漏えい疑惑でトランプ米大統領の政権運営能力に懐疑的な見方が広がっているほか、最近の低調な指標を受けた米利上げペースの鈍化観測などで、ドル円は弱地合いとなっている。きょうの東京市場も軟調な展開が予想されるが、「112円台半ばでは買いたい投資家も多く、同水準で下げ止まる」(国内銀行)との声も聞かれた。
 ユーロは対円で下落、対ドルは上昇。ユーロドルは欧州政治リスクの後退や、ECBの量的緩和縮小観測から買い優勢となっている。午前9時現在、1ユーロ=125円02~02銭(前日午後5時、125円12~12銭)、対ドルでは1.1094~1094ドル(1.1028~1028ドル)。

最終更新:5/17(水) 11:26

時事通信