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先発医薬品の患者負担見直し=医療費適正化で薬価下げ案も―厚労省

時事通信 5/17(水) 7:04配信

 厚生労働省は16日、後発医薬品と効能が基本的に同じであるにもかかわらず薬の公定価格(薬価)が高い先発医薬品について、患者負担か薬価を見直す方向で検討に入った。

 後発品との薬価の差額分を保険の対象から外して患者の自己負担とする案か、薬価を後発品とそろえる案を検討する。

 医療費の適正化が狙い。17日に開かれる社会保障審議会(厚労相の諮問機関)医療保険部会に提案し、議論に着手する。

 先発品と後発品の差額分を保険適用外とすると、後発品の普及率向上が見込まれる。ただ、先発品を使う必要がある病気を抱えた患者の負担が増える懸念がある。一方、先発品の薬価を後発品とそろえると、患者が後発品を選ばなくなる可能性がある。厚労省はこうした点も踏まえて議論し、年内に結論を得る。

 先発品の患者負担や薬価の見直しは、製薬会社の経営にも多大な影響を及ぼす。このため同省は対象とする医薬品を絞った上で、段階的な実施を検討する意向だ。 

最終更新:5/17(水) 7:11

時事通信