ここから本文です

虎ベテラントリオ襲う夏のセ・リーグ 阪神OB「首脳陣の調教がカギ」

夕刊フジ 5/17(水) 16:56配信

 首位を行く金本阪神は、早くもVムードを高めている。チームを引っ張るのはベテラントリオの福留孝介外野手(40)、糸井嘉男外野手(35)、鳥谷敬内野手(35)で、若手との融合が快進撃の最大の要因だろう。

 ただ、問題はこのトリオがどこまで好調を持続できるか。もし、シーズン途中でバテるようだと12年ぶりのVも遠のくのは間違いない。「金本監督が一番心配するのはそのあたり。頼りになるからといって使い続けると必ずツケが回ってくる。彼らを最後まで持たせるためには首脳陣の調教がカギになる」と阪神OBは指摘する。

 34試合を消化した現在、糸井は全試合にスタメン出場、福留と鳥谷はそれぞれ1試合スタメンから外れただけだ。「まだ疲れがたまる時期ではないからいいが、首脳陣としては、今のうちに貯金を増やしておきたい。そうすると余裕ができ、ベテランに適度に休養を与えることも可能になるからだ」と球団幹部。

 セ・リーグの球場はドームが少ない。甲子園、広島、神宮、横浜と4球団の本拠地が屋外。「特に夏場がキツイ。過去に阪神が何度も秋に失速した一因はこれ。セ・リーグ初経験の糸井がうまく乗り切れるかも気がかり。6月ごろからペース配分を考えたベテランの起用を迫られる」と先のOBは強調する。

 16日から最下位・中日相手の“貯金シリーズ”。もくろみ通りの展開になれば、ベテラントリオの調教もスムーズに進む。 (スポーツライター 西本忠成)

最終更新:5/17(水) 16:56

夕刊フジ