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【インド】フィアット、インドで輸出を強化

5/17(水) 11:30配信

NNA

 欧米の自動車大手フィアット・クライスラー・オートモービルズ(FCA)は、インドからの輸出事に力を入れている。向こう数カ月で、「ジープ」ブランドの小型スポーツタイプ多目的車(SUV)「コンパス」を英国や日本、豪州、南アフリカに輸出する計画。インド国内の販売が苦戦する中、新たな収益源を確保する。ビジネス・スタンダード(電子版)が伝えた。
 現地法人フィアット・インディア・オートモービルズのケビン・フリン社長は「輸出はインド法人にとって重要戦略」と強調。現地調達率を高めて、価格競争力をつけると述べた。同社は西部マハラシュトラ州のランジャンガオンで工場を操業している。
 インド自動車工業会(SIAM)によると、フィアットの2016/17年度(16年4月~17年3月)の販売台数は、前年度比32.2%減の5,665台だった。シェアはわずか0.2%と苦戦している。
 フリン社長は、インドの乗用車市場について、「政策変更や最高裁判所による突然の通達など、事業環境が変化しやすく、非常に複雑だ」と指摘する。販売増加に向けては、以前は良いものを作れば、消費者に関係なく受け入れられると考えていたと説明。「現在は適正な時期に、最適な価格の商品を提供することが鍵だと認識している」と述べた。

最終更新:5/17(水) 11:30
NNA