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先発か切り札か、揺れる「日本の宝」起用法 練習マッチで久保軸も戦術機能せず

夕刊フジ 5/17(水) 16:56配信

 サッカーU-20(20歳以下)日本代表が15日、同ホンジュラス代表と静岡・エコパスタジアムで親善試合を行った。“飛び級”で選出された15歳のFW久保建英(たけふさ)=FC東京U-18=は後半17分から登場。試合後に行われた30分の練習マッチにはフル出場したが、いずれもゴールはならなかった。

 5大会10年ぶりの出場を決めたU-20W杯(20日開幕=韓国)で日本の命運を握る久保。「彼は日本の宝だ」と、代表強化を統括する日本協会・西野朗技術委員長(61)も手放しで賛辞をおくる。

 この日の試合ではベンチスタート。先制して追いつかれ、再び日本が追いつく展開の中で後半17分に投入されたが、このとき内山篤監督(57)は一気に5人も入れ替えた。その中に久保も入っていたが、もちろん本大会では交代枠は3人までで“超法規的起用”だった。直後、左CKからDF板倉(川崎F)がヘディングでネットを揺らし試合を決めた。

 30分1本の練習マッチでは、久保は2トップの一角で先発。ボールタッチや球離れなどは2階級上の選手よりレベルは上。しかし久保を軸にしてゴールを奪うという戦術は機能せず久保にボールが集まらない。終了間際、久保は決定機にループシュートを放ったが枠をおしくも外れた。

 日本は17日に現地入りし、1次リーグD組で21日に南アフリカ、24日にウルグアイ、27日にイタリアと3戦すべて格上の強豪と対戦する。

 先発か、それとも切り札のジョーカーか。久保の起用法は現時点で揺れに揺れている。

最終更新:5/17(水) 16:56

夕刊フジ