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「前向き」の源、絵画力作 家族愛や笑顔題材 掛川

@S[アットエス] by 静岡新聞SBS 5/17(水) 8:00配信

 掛川市在住で創作を続ける成田侑未子さん(29)の絵画展が28日まで、JR掛川駅構内「これっしか処ギャラリー」で開かれている。成田さんは10年前に統合失調症を発症し、現在も通院中。家族の愛情や子供の笑顔を題材にした温かい作風に「好きなことに打ち込むことで前向きになれる」というメッセージを込めている。

 A4判の水彩、アクリル画を中心に28点を展示した。「命のそばにいるということ」は、枯れそうな花を家族で支える姿を描いた。少女が花の中で笑って眠る「ありがとう」は優しい色合いが印象的。

 デザインの専門学校在学中に発症した成田さんは、好きだった絵も手に付かなくなり、一時は自宅にこもる日が続いたという。「無理せず自分のペースで描けばいい」と地元画塾の先生に支えられ、治療や授産所への通所を重ねながら、個展を開くまで描きためた。

 「絵があるから病気と向き合えた。見た人の心を温められる作品を描き続けたい」と創作への思いを語った。

静岡新聞社

最終更新:5/17(水) 8:00

@S[アットエス] by 静岡新聞SBS