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中谷ついに打撃開眼 若虎台頭で金本“超変革”の成果発揮

日刊ゲンダイDIGITAL 5/17(水) 12:05配信

 今年一番の成長株だろう。

 阪神の高卒7年目・中谷将大(24)が16日の中日戦で5号3ランを放ち、勝利に貢献した。4月28日に今季1号を打ってから、約半月で5本のアーチを量産。自己最多本塁打を更新した中谷は「(本塁打は)完璧でした。目標は2ケタ本塁打なんで、慢心せずにやっていきたい」と笑顔。金本監督も「大きなファウルの打ち直しになったけど、彼らしい奇麗な本塁打でした」とホメたたえた。

 この日はプロ8年目の秋山がチーム初となる完投勝利を挙げ、ドラフト5位新人の糸原(JX-ENEOS)も3打点。昨季は控えに甘んじていた梅野が秋山を好リードし、正捕手への階段を上りつつある。一方で、1番左翼でスタメン出場した2年目の高山が5タコに終わり、中谷と一塁の定位置を争う原口や、遊撃のレギュラーを狙う北條はスタメンから外れ、出場機会がなかった。

■若手育成に存在意義

 就任1年目の昨季は「超変革」のチームスローガンを掲げ、フレッシュな選手たちを積極的に起用することで、停滞、閉塞するチームを改革しようとした。中谷を筆頭に高山、原口、北條たちは「改革の象徴」だった。金本監督が期待を寄せる他の「チルドレン」がイマイチ伸び悩んでいるなかで、中谷がここまで打率.301、5本塁打、10打点と結果を残しているのは、指揮官にとってはうれしい限りだろう。

 エースの助っ人・メッセンジャーやドリス、マテオの救援コンビ、野手ではFAで加入した糸井に福留、鳥谷といった実績のあるベテランは活躍して当たり前の立場。若手たちをレギュラーとして一本立ちさせ、優勝することに金本監督の存在意義がある。チーム改革は一朝一夕にはいかないものの、中谷の活躍が刺激となり、他の「チルドレン」の開眼につながれば、いよいよ阪神は手がつけられなくなるのだが……。

最終更新:5/17(水) 12:05

日刊ゲンダイDIGITAL

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