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機長は「裏表なく情熱あふれる人」 陸自偵察機に何が?

朝日新聞デジタル 5/17(水) 6:42配信

 函館空港(北海道函館市)の西方で15日に行方が分からなくなった陸上自衛隊のLR2連絡偵察機が16日、北海道北斗市の山中で見つかり、乗員4人全員の死亡が確認された。防衛省は墜落したとみて、陸自に調査委員会を立ち上げて事故原因の究明を進める。

 亡くなったのは、いずれも北部方面航空隊の所属で、機長の高宮城効(たかみやぎいさお)1等陸尉(53)のほか副操縦士の●(柳の異体字)田(やなぎだ)智徳3等陸佐(41)、整備員の岡谷隆正2等陸曹(42)、玉木宏伸3等陸曹(28)の計4人。

 「かけがえのない隊員4名を失ったことは痛恨の極みで、心からご冥福をお祈りする。ご遺族に対し、心からお悔やみを申し上げる」。河野克俊統合幕僚長は記者会見でそう語った。

 連絡偵察機は15日午前に札幌市の陸自丘珠(おかだま)駐屯地(丘珠空港)を出発。函館空港に着陸する予定だったが、同空港の西約33キロの上空を飛行中に空港の管制官と交信したのを最後に連絡が取れなくなり、空自のレーダーから機影が消えた。

 陸自によると、出発前の点検で電気系統にトラブルが見つかり、飛行速度や高度などが記録されるフライトデータレコーダー(FDR)を外していたという。

 16日は自衛隊員が約1700人、警察と消防も約140人の態勢で捜索。袴腰山(はかまごしやま)から東に3キロ離れた崖地で機体と乗員4人が発見された。

 亡くなった高宮城機長について、知人は「裏表がなく情熱あふれる人で、どんな人にも分け隔てなく接する人だった」と振り返る。「場を和ます明るい人で、後輩の教育にも熱心だった」という。


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朝日新聞社

最終更新:5/17(水) 18:24

朝日新聞デジタル