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【オリックス】雑草魂のドラ2黒木、プロ初白星 「8回の男」は15イニングで失点わずか1

スポーツ報知 5/17(水) 6:05配信

◆オリックス3―2ソフトバンク(16日・京セラドーム大阪)

 「めっちゃおまけですね」。初勝利を手にしたオリックス・黒木は笑みを浮かべた。8回に登板し、自己最速タイの153キロの直球を中心に3者凡退。その裏、味方が勝ち越し、チームの連敗も6でストップした。

 開幕1軍入りし「8回の男」に定着。15試合15イニングでわずか1点しか失っていない。相手打者に立ち向かう気迫と剛球で、4月4日西武戦から13試合連続無失点。防御率は0・60だ。

 マウンドを降りれば、いつも自分に厳しいコメントを口にする。その謙虚な姿勢は漫画から学んだ。高校時代に監督に勧められ読み始めた「砂の栄冠」。高校野球部の主将が老人から現金1000万円を託され、本気で甲子園を目指すというストーリーだ。「僕にとっての教科書みたいなもの。記者への受け答えもそこから学んだ部分もあるんです」。浮足立つことのない落ち着きが、プロでのサクセスストーリーにつながっている。

 その高校時代も甲子園への出場はなく、立正大でも東都2部リーグに所属していた。「自分はエリートではない。雑草魂を大事に持ってやっていきたい。このポジションを守っていけるように頑張っていきたい」。11ホールドポイントはリーグ4位。雑草・黒木がオリックスの勝利の方程式には欠かせない。(筒井 琴美)

 ◆黒木優太略歴

 ★プロフィル 1994年8月16日、神奈川県生まれ。22歳。179センチ、78キロ。右投左打。年俸1200万円。家族は母と弟2人。

 ★球歴 北綱島小で内野手として野球を始め、日吉台中では外野手兼投手。橘学苑高では2年秋から投手に転向、立正大を経て2016年ドラフト2位でオリックス入り。

 ★ジョニーを尊敬 同姓の日本ハム・黒木投手コーチに憧れ、その現役時代の背番号「54」を選んだ。

 ★釣り 息抜きは釣り。大阪市内の寮に釣り用具一式をそろえ、寮近くの釣り場に出向く。狙うは「小物より大物」。釣りをしている最中に新たな発想が思いつくこともあり、大学時代には新球のカーブをひらめいたことも。

 ★サプリメント通 大学時代から世話になっているトレーナーに学び「プロに入ってから、飲み合わせとかも詳しくなりました」。同級生でドラフト8位の沢田に助言したり、金子と情報交換も。

最終更新:5/28(日) 17:30

スポーツ報知

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